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1つの 教育法

モンテッソーリ教育 とは!

モンテッソーリ教育法をご存知でしょうか?
アンネフランク  ジェフ・ベゾス  セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ   テイラー・スウィフト 
藤井聡太  マハトマ・ガンジー  バラク・オバマ
ビル・ゲイツ  マーク・ザッカーバーグ  ビヨンセ
トーマス・エジソン グラハム・ベル スティーブ・ジョブズ ……… 英王室の王子 
数えれば キリが 無い ……

日本でもカトリック系を中心に、保育園や幼稚園でこのモンテッソーリ教育のカリキュラムを取り入れた所が沢山あるようです!

モンテッソーリ教育とはいったいどういう教育法なのか?  何しろ 普通の教育しか 習ってないから
疑問しか無い!

モンテッソーリ教育は、ローマの精神病院で医師でありながら教育家としても活動していたマリア.モンテッソーリ博士が考案した教育法のことです!
知的障害児の教育にと開発し、その後貧困層の健常児のための施設「こどもの家」で完成させた独自の教育法が現在のモンテッソーリ教育の始まりだと言われています。
その後、この教育法は障がいのある子どもの教育だけに限定されないとして今日のモンテッソーリ教育に至っている らしいです。

子どもには自分を育てる力が備わっているという「自己教育力」の存在がこの教育法の大前提とされており、歩くことを教えなくても歩こうとする・言葉を教えなくても喋ることを覚えるなど、環境に積極的に関わり順応し吸収しようとする姿は、子ども自身が自立するため成長していく姿のあらわれと言えるでしょう。

モンテッソーリ教育の目的は
それぞれの子どもの発達段階に合わせ
自立して有能で責任感と他者への思いやりが在り生涯学び続ける姿勢を持った人に育てる!
その目的を達成するため、モンテッソーリ博士は子どもたちを観察し、そこから得た事実と情報を基に独特の体系をもつ玩具を開発するなどモンテッソーリ教育法を確立させていったのです。

欧米を中心に世界中に広まり、特にアメリカではブームが起こり3000ヶ所の子どもの家(モンテッソーリ教育法を行う施設の事、学校も含む)があると言われています。

ちなみに、世界で偉業を成し遂げている有名人の多くは幼少期にモンテッソーリ教育を受けていたことが判明しており先の 通り 沢山の著名人が
受けていた事を 知りました。
特に、藤井聡太さん ……今現在 活躍が 物凄く
期待され 躍進し続けていますね!

日本にも1960年代に紹介され、幼稚園や保育園でモンテッソーリ教育法を取り入れる施設が増えていきました。
そのため日本ではモンテッソーリ=幼児教育というイメージがありますが、決して幼児教育としてだけではありません!

モンテッソーリ教育の考え方では人間として完成するのは24歳頃とされており、それまでの発達段階を第一期:0歳~6歳(幼年期・乳幼児期)
第二期:6歳~12歳(児童期・学童期)
第三期:12歳~18歳(思春期)
第四期:18歳~24歳(青年期)と定義されているらしいです。

第一期:0歳~6歳
変容期 人として生まれてきた子どもが、人間社会という「環境」の中で「人間」へと変わっていく。
モンテッソーリ教育の中で最も重要な時期とされるそうです。

第二期:6歳~12歳
一定安定期 アイデンティティを芽生えさえ自立心を高めた子どもが、集団でより大きな課題に取り組めるようになる!

第三期:12歳~18歳
変容期  性的に成熟し、子どもから大人に移り変わる。
この時期の子どもは精神的に不安定なので、慎重な関わり方が求められるみたい です。

第四期:18歳~24歳
安定期  精神的・肉体的に成熟、自立した人間として、相互に支えあって社会を形成していく。

モンテッソーリ博士は子どもの観察をしていく中で、月齢や年齢ごとに子どもたちの興味の対象が次々に移り変わっていくことに気付き子どもには大人の手を借りずに一人でなんでもこなしてみたくなる時期がある!
それを脳生理学的に基づいて、能力の獲得にはそれぞれ最適な時期があると結論付け敏感期と名付けた そうです。

敏感期には、それぞれ「運動 感覚 秩序 言葉 文字  数 文化」に敏感な時期があるとし、モンテッソーリ教育では子どもたちが個々で自由に活動しながら敏感期を育んでいく事がモットーとされていまる みたいで
つまり、集団で同じ事をするのではなく
子どもたちは毎日自分が今日やる事を自由に選択出来るということです。
これがモンテッソーリ教育の大きな特徴といえるでしょうね。

そのためには、子どもたちの知的好奇心が表れるようにする事は勿論、やってみたい!と思うような魅力的な教具や、自由に自発的に子ども達が取捨選択できるような環境を整える事が重要事項となるそうです!

また、モンテッソーリ教育では異年齢混合の
縦割りクラス制度を取り入れています。
年齢ごとにクラスを分けるのではなく、異なる年齢の子供たちを混ぜたクラスを構成することで、一番年上の年齢の子は全体のお手本となるお姉さん・お兄さんに、真ん中の年齢の子は年上の子どもを見て学びながらも年下の子のお手本となるように振る舞うことが求められます。
そして一番年下の年齢の子は、沢山のお姉さん・お兄さんの真似をしながら多くの事を学び吸収していく事が狙いとなっている様で!
相互に刺激を受けながら、協調性や社会性を身に着けていく様に なっている らしい!

モンテッソーリ教育では、普段の活動のことを「おしごと」と呼んでいる そうで
大人が生きていくために「仕事」をするように、子供も自分自身を成長・発達させていくために「おしごと」をするのです。
成長していく為に必要な活動なのでその様に呼ばれています。
子ども達はこの「おしごと」を通して自主的に学んで行くのですね。

カリキュラムに縛るのではなく、あくまで子供の自主性が尊重されます。
大人が「これをやりなさい」と指示するのではなく、あくまでも子どもが自分を成長させるために必要だと本能で感じ、「やってみたい」という気持ちと自主性を重んじ自発的に選ぶものです。
子どもたちはおしごとを毎日1時間~3時間行います。
そのおしごとには全部で五つの分野が在るそうで
日常生活の練習
0歳の赤ちゃんにもきちんと「おしごと」が用意されています。
まだ小さな手や指でも持てるようなデザインで動きの発達を促してくれます。

1歳からは「机を拭く」「お茶をいれる」「お花を生ける」「手を丁寧に洗う」「洗濯板を使って簡単な選択をする」といった、大人が普段当たり前のように行っている日常生活を通して、自立心を養う そうです。
使うものは子どもが扱いやすいサイズですが、例えばお茶を入れる時に使うコップ等は、落とせば割れてしまう本物を使用するらしく
お花も同様に生花を使い、優しく扱わなければ壊れてしまう、水をあげなければ枯れてしまうという当たり前だけれどとても大切なことを学んで行くそうで

本物を使うことで、慎重に扱うことに慣れ、またプラスチックなどとは違う美しさに触れることが大切! と 教える 等  なるほど ………

モンテッソーリ教育の眼科教育
「長い・短い」「重い・軽い」のような抽象的な感覚を養う!
同じ物でも長さが違う、重さが違う、大きさが違うものを一緒に使う事で
「これは長い」「これは短い」という感覚を理解していく そうです。
感覚教具を扱うようになるのは原則2歳半からとされていますが、教具を扱うようになるまでに五感を通した体験を沢山しておく事が重要で
そのうえで感覚教具を使うようになったら、それまでの体験を整理し、感覚をより一層洗練させていくことが目的らしいです。
因みにこの教具は「円柱さし」といって、それぞれ大きさが合う穴に円柱をはめて行くというものです。
ひとつの穴にはひとつの円柱しかはまらないようになっているので、正しい穴にぴったりハマる感覚と手先の感覚を働かせて遊ぶ教具で
小さな子どもには指先のトレーニングにもなります!  そう指先を動かす 脳の発達に物凄く良いとは聞いた事が ……

モンテッソーリ教育の言葉教育
文字を知らなくても、大人の真似をして「書きたい・読みたい」という言語の活動が子ども達にはあるんです!
言語教育では絵本や絵カード、文字を並び替えて言葉や文章を作成する文字カードなどを使って、語彙を増やし、文法や文章構成を学びます
それらを用いることで、接続詞(日本語では「て・に・を・は」)や文法なども早くから身に着けることが出来ます

こちらの教具は、はめ込み型となっていてそれぞれ外枠・内枠と分けることが出来ます。
そのどちらかを紙の上に置き、周りを鉛筆でかたるというものです。
置いた時の角度を調整することで多角形を作り出すことも出来ますし、色々な形を組み合わせて新たな形を生み出すことも出来ます!
中を色鉛筆で塗ることも出来ますし、自分で工夫して学習する発展的な活動を行えます。

モンテッソーリ教育の算数教育
感覚教育で触れた「多い」「少ない」からいくつあるか、と段々具体的になっていくうちに、数の概念を学びます!
モンテッソーリの算数教育の最大の特徴は、数という抽象的なものを具体物にして数という概念を手で形として触れられるということです!
教具を使って二桁、三桁の数字をお仕事を通して学びながら、簡単な計算も一緒に学んで行く
こちらの教具は十進法の基礎を学ぶためのものです。
一般的には「銀行ごっこ」や「両替あそび」と呼ばれていて、グループで遊びます
1つのビーズが10個溜まったら10の棒状のビーズ1本に、10の棒状のビーズが10個溜まったら100のビーズ板1枚に、100のビーズ板が10枚溜まったら1000の立体ビーズ1つと両替…というようにどんどん両替していきます。
集まったビーズはそれぞれビーズの個数に対応する数字カードを選び、最後はそれら全てを足して何個ビーズがあるか計算をします!
最後に数字を重ね合わせていく所も、全体の量をビーズという具体物と数字の両方で確認できているため、計算というより数字を重ね合わせるだけで簡単に答えを導き出すことが出来るんです

この活動により、抽象的・論理的な思考を身に着けることを目的としています。

モンテッソーリ教育の文化教育
歴史や地理、音楽に美術、動物や植物など、私たちが暮らしている「日本」や「世界」がどのようなところなのか。
またそれぞれの地域の「文化」についてまで 身近なものに触れながら多岐にわたって学んで行きます
こちらの教具は、日本列島の全8地方がパズルになっていて、県はそれぞれ色分けされています。正しい形のところにはめるだけでなく、日本には「県と地方」があるということを学ぶことが出来ます
このパズルは日本だけでなく世界地図バージョンもあります。

モンテッソーリならではの「おしごと」について詳しくお伝えしましたが、その中でもやはり他にはない教具がこの教育法を大きく担っていると
感じますね!

モンテッソーリ教育のメリット!
子供達の個性を伸ばす
自主性や積極性が際立つ
集中力が養える
情緒が安定する
なるほど!

では、デメリットは?
協調性に欠ける
集団行動が苦手かな
運動不足に なりがち
元気過ぎる子供には向かない………
子供らしさ が ……大人びて……
……難しいぞ! メリットより
デメリットの方が 気掛かりだね!

まぁ、個性を伸ばす!が 基本なのかな?
The昭和とは 違い
今は個性が 良くも悪くも 活かされる
子供達それぞれが良い所を伸ばして、弱点を克服する、その手段・方法のひとつとしてモンテッソーリ教育を選択する!そんな感じの気持ちが良いのかも知れませんね ……

私たち大人がモンテッソーリ教育を導入するうえで!気を付ける事は!
「子どもの自発性・自主性を重んじ、優しく見守る」という事なのでしょう 
別に 普通の教育でも 同じ事だと 思いますが!

結局は子どもの「やりたい  やってみたい」
その好奇心という気持ちを 大人が
大切に 見守る事なのでは!
モンテッソーリ教育法 面白いですね。


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