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「人とつき合っていくってコトは、どこかで鼻をつまむコト」

「宇宙船サジタリウス」っていうアニメにですね。「ラナ」っていうキャラクターが登場するんです。ラザニア大好きのおじさんで、臆病者で、すぐに逃げ出すし、時には仲間を裏切って自分の利益になるコトをしようとする。

そのラナがいなくなった時に、仲間のジラフが「あんな奴、置いていこう」って言い出すわけです。

そこでリーダー格のトッピーが、こう説得するんですね。

「ラナが危険を嫌がる理由。自分にも子供ができて、初めてわかったんだ。だって、奥さんだけじゃなくて、子供が7人いるんだ。自分ひとりならともかく、守ってやらないといけない家族がいるから、余計に臆病になるのは当然なんじゃないかな

そのあとに続くセリフが、これです。

「人とつき合っていくってコトは、どこかで鼻をつまむコトじゃないかな?悪いところに目をつぶって、いいところに目を向けてやるコトが必要なんじゃないかな?」

それでも、ラナを置いていこうとするジラフに、トッピーはさらに語りかけます。

「君は、それほど完全な人間なの?1つでも悪いところがあったら許せないような、それほど完璧な人間なの?」


真理を突いてますよ。

いや~、サジタリウス、いいアニメですね~

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