私が宝塚に出会うまで

自分自身がどんな人間なのか
何が好きで、何故それが好きなのか
よく考えることがある。

今日はその中でも
今1番愛してやまない『宝塚歌劇』
これを好きな理由を考えていた。

初めて見た公演は、2021年宙組アナスタシア
これは、人に誘われたのでも、
お勧めされたわけでもなく、
自ら進んで、見に行った公演だった。

では、何故見に行こうと思ったか。
振り返ってみると4つの要素が関係しているということがわかった。

要素① オタクとしての自意識
私はオタクであるという自覚が人より強いようで
オタクとして一度は通らねばならぬと
大学進学した頃から宝塚の世界を意識していた。
知識はほとんどなく、女の人が男役をしている、
という程度のものだったが、
いつかは通る道だと勝手に認識していたのだ。
そのため、何も知らない割に
カラオケで宝塚の映像を鑑賞するなどしていた。
『ベルばら』は、楽曲も好きで、iTunesで音源を買って聞くほどだった。
しかし、当時は夢中になっていた推しがいたため、観劇に行く機会もないままだった。

要素② ミュージカルを好きになった
2.5次元で様々な作品に出会う中で
ミュージカルが好きだと認識し始めた。
なぜか新妻聖子のミュージカル曲を
カバーしたアルバムをApple Musicで
聞き漁っていた時期もあり、
東宝に興味を持つようになった。
そこでエリザベートを知り、
宝塚でもやっていることを知った。
そして、ベルばらと同じように、
カラオケで映像を見る+音源購入。

要素③ かげきしょうじょ
ベルばらの音源を聴き始めた頃から
『かげきしょうじょ!』という漫画を見つけ、
読むようになり、どハマりした。
少女たちが夢を追いかけ、輝く世界観に、
何故私は宝塚を受験しなかったんだ?
と後悔さえした。
こういった成長を見ていて感じることができる。
そんな魅力も持っていると知り、
いっきに興味が湧いた。

要素④ コロナによる推し活停止
当時推していたのが、韓国アイドルであったため
コロナによりなかなか推しに会えないという状況
オンラインのペンミなどもあるが、
現場好きの私にとっては、耐えられなかった。
2次元アイドル(アプリゲーム)を推すことで
毎日画面を開けば現場♡にも限界を感じていた。
そろそろ生の歌、パフォーマンスを浴びたい。
そう考えてた頃に、
『そうだ、宝塚へ行こう』
と思い立ったのだ。

この4つの要素が重なり、
宝塚へ行くことを決心した。
行く時にはもうハマるつもりで向かったため、
ものすごいスピードで吸収した。

このようにして、私は宝塚と出会ったのだった。

そこから宝塚を好きになっていった理由は
また次の機会に。

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