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歩きとタクシー最強説

月に1回のワイン定例会。元ちとせの曲ってすごいんだよって話し合いをしている最中で目が覚めた。まだすぐ隣で一緒にしゃべっていた女の先輩の影が濃いまま、シャワーに直行し準備をする。髪ゴムがなくて部屋中をひっかき回しても見つからないので電車に乗り遅れ、はじめて10分の遅刻をしてしもうた。髪ゴムはしっかりカバンのなかに入っていました。

お嬢さまみたいなワンピースで出席。『和のテイスト』を含めたものが一応のドレスコードだったのだけれど、和装している時間もなければろくに持ってもいないのであまり目立たないように洋装で。ゴールドのネックレスは祖母にもらったお気に入りのティファニー。ドルガバのベルトもまた、祖母か叔母かにもらったもの。和の要素がひとつもない。ドレスコードって大好きなのに。隣に座っていた婦人の着物がすてきだった。

ワインを計4本持って白金から六本木を通り、銀座の自分のお店まで歩く。トレーニングだと思えばなんてことない。送料がフリーになるならたくさん買うのに。わたしは『電車賃』だとか『送料』だとかそういったものが嫌いで、電車で30分の目的地まで500円かけるなら2時間歩いてそのあいだに見つけた美味しいものに1500円払いたいと思っている。お金と時間に対する価値観ってほんと人それぞれだよね。でもだからこそいざというときのタクシーは躊躇なく乗れるのでありまして。

雨の日の電車なんか特に最悪で、だったら乗らないほうがマシ。雨の日に電車で濡らされるのなら歩いて濡れたほうが断然マシ。1番はタクシーがいいに決まってるけど、それもまたご愛嬌。

前にも書いたけど、タクシーが1番似合う街ってここ銀座だと思う。タクシーから眺める景色が1番きらきらしているのは銀座だと思う。タクシーにさらっと乗れるひとってやっぱり格好いいなと思う。格好いいというか、格好がつくよね。わたしはまだまだだ。タクシーアプリのひとつも入れていない。

今日は母からいただいたマノロブラニクの靴を履いてみた。このために昨晩はネイルも塗り直したのである。ああ素敵!ヒールが高い!かわいい!わくわく楽しみな金曜日。足が痛くなりませんように。

今日のワイン会は乾杯がスパークリングだったから、締めにシャンパーニュが飲めて気分は最高だった。わたしはいつだってシャンパーニュが飲みたいんよ。いついかなるときでもね。それがこんないい天気の金曜日ならなおさら!



嬉しい!楽しい!だいすき!