見出し画像

金曜の深夜ラジオオールナイトニッポン担当の三四郎がオールナイトニッポン0に

「改変したね」


朝起きると、1ヶ月ぶりの友だちからラインが入っていた。


「改変???」


改変ってナンダ?改編?会編?回編?海辺?


数時間後、返信が来る。


「三四郎と霜降りよ!

一部と二部が入れ替わり」


うえええええええええええ


うっそおおおおおおおおお


思わず声が漏れた。即座にツイッターを開く。


「三四郎」で検索をかけると

「三四郎 降格」

と出てきた。ぎゃんっ____________やめてあげて__________!!!!



お笑い芸人の二人組コンビ、三四郎。


わたしは彼らのラジオが大好きで、毎週金曜の深夜1時からはじまるので、土曜日が楽しみなのだ。


わたしの中の三代ラジオパーソナリティは

水曜日のANN0担当の佐久間宣行、

木曜のTBS担当のハライチ、

そして金曜担当の三四郎である。


去年の3月頃から、ほとんどすべてのラジオを聴きまくっていたわたし。

星野源、菅田将暉、ファーストサマーウイカ、オードリー、クリーピーナッツ、

そしてTBSも、伊集院光の「田中みな実のドラマMへの感想つっこみ」には毎週ニヤニヤしていたし、山里亮太のパン祭りはリアルタイムで、おぎやはぎ、バナナムーンも聴いていた。


毎日のようにおよそ数ヶ月聴き続けた結果、いまでは先ほど挙げた3組のひとたちくらいしか聴いていない。



三四郎を知ったのは、ラジオだった。

まだラジオを知り始めた頃、三四郎というお笑い芸人がいるということも知らなかった。


「ANNで面白いのは三四郎だ」という情報をどこかで仕入れ、じゃあ聴いてみようという気になった。


気がついたら、めちゃくちゃ好きになっていた。


特に小宮。あの毒っ気のある、ニヒルな感じがたまらない。相田との絡みでボケ倒す小宮に、ふふふと笑いながら聴いている。


彼らの芸を見たことがなかったので、この前M1かなにかの敗者復活戦を見てみた。


あ、小宮ってツッコミなんだ?



思ったより芸は普通だった。なんだったらラジオのほうが面白いじゃん…!


相田も小宮もフリートークが上手い。そしてふたりともなかなかに毒をこぼすから、それもまた彼らの人間味が滲み出ていておもしろい。

一般人ならナチュラルに感じるであろう感情やツッコミや見栄、だけど業界人ならあまり言いたくないであろうその絶妙なラインを、見事言ってくれる素直さ。“共感”しやすく、それがちゃんと「うわ…わかる…」となる。



性格のいい深夜ラジオなんか面白くもなんともない。わたしが聴きたいのは、こういうニヤリとした毒っ気のある庶民的でしょうもないユーモアのあるラジオなのだ。三四郎がまさしくわたしにとってそうなのである。


それに通ずるところといえば、だからハライチも聴いているし、佐久間宣行さんもおじさん目線の感情がぽろっと出ていたりして、聴いていて楽しい。


クリーピーナッツは、ふたりとも性格が良すぎて聴かなくなってしまった。「いい人」があまりにも溢れているのだ。



今朝LINEをくれたその友だちは、霜降り明星が好きらしく、金曜のANN0担当なので3時からの放送をリアルタイムで聴いているという素晴らしいリスナーなのだけれど、そういえば前に「三四郎と変わってくんねーかな」と言っていた。おい、本当になっちまったじゃないか…!悲しき事態である。


まあ、リアルタイムで聴いているわけじゃないんだけれど、この三四郎の降格(ウワーン!)が、彼ら三四郎のラジオのやる気を削がなければいいが…と案じられずにいられない。



まだ聴いていない昨日の三四郎のラジオを、明日の散歩時間に心して聴こうと思う。


嬉しい!楽しい!だいすき!