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惚れたら負け

バーで飲んでいてそこで知り合ったひとがお店に来てくれた。その行動力がものを言うってわけ。そのスピード感がものを言うってわけ。出会って2日後に2度目まして。仕事ができる人ってこういう人なんだろうな。楽しくて気のいいひとたちを数人も連れてきてくれていい日だった。ひとが集まる人ってこういう人なんだろうな。ずっと喋って飲んで笑って。すべての人に興味がある。このひとはどんなひとだろう、どこでなにを飲んでなにを楽しんでいるんだろう。そのひとはなにを思ってどんな行動をしてどんな経験をしたか。すべての原動力は興味と好奇心だ。

「惚れた方が負け」北村匠海が手話で言うドラマがもうすぐ見終わる。恋愛に勝ち負けはありませんが、あるとするなら気が狂った方が勝ちです。気が狂えたらこっちのもんです。気が狂うほどなにかにのめり込みたい。だけどわたしは経営者だからある程度セーブもしないといけない、とかなんとかかんとか。春は気が狂いそうだから好き。気が狂いそうな人に勝つ方法は、自分がさらにその人より気が狂うことです。

気が狂ったらそのエネルギーを何かに使えばいい。詩でも書くとかさあ。わたしは音楽家はみんな気が狂っていると思っている。じゃなきゃあんな歌詞やこんなメロディなんか作れないよ。モーツァルトなんて頭おかしいとしか思えん。詩がなくてよくもまああんな曲が作れたもんだ、想像を絶する。音楽なんて情緒の絶頂だ。書け、書け、書け。言葉が思想を作り、思想が人格を作る。だから言霊を大事にね。あなたの人格は、あなたの発する言葉がつくっている。

やさしい歌が好きで、だけどやさしさだけじゃ人は愛せないから、ガンバレ!気が狂いそう〜

好きな人たち、それは恋愛云々じゃなくて、人として好きな人たちが来てくれた。嬉しいなと思うと同時に若干の緊張もする。楽しんでくれるかな、という緊張。好きだから、わたしと同じように楽しんでくれたら嬉しいな。いい意味での緊張感。そういう緊張感を与えてくれる人たちって、やっぱりどこか魅力的でありまして。

はじめましての人に出会うといつもすごく嬉しくて楽しい。わたしの知らない世界と一瞬でも触れ合えた時はいつだってわくわくしちゃうよ。なに食べてきたの?なに飲んできたの?なにが好きでなにが嫌い?教えて。なんでもいいからさ、わたしと、わたしとじゃなくても、隣に座っただけのひととでも、どうでもいい話しようよ。どうでもいい話って案外、楽しいもんだよ。治療みたいでいいじゃないか。心が安らぐならなんだっていいじゃないか。

惚れたい。惚れて惚れ負けたい。だけどいつもどこかブレーキがかかるの。急ブレーキなんてね、どうしようもないものですから!



嬉しい!楽しい!だいすき!