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お弁当は作るものじゃない、詰めるものだ

気づけばもう春休みになる。

先週末、年中次女の幼稚園は修了式を迎え、20日月曜は卒園式。
明日からは春休み期間中の預かり保育を利用することになり、お弁当が必要だ。(次女の幼稚園は給食がある)
小学生の長女も、終業式の23日から学童で食べるお弁当を持参することになる。

(私はフルタイムで働いているのに次女を幼稚園に預けている。
 そのことはまた別の機会に書こうと思う)

長期休みといえばお弁当作り。
2年前:長女が小1、次女が年少の春休み・夏休みはかなり憂鬱だった。
今は特別に準備しなくてもなんとかなる、とわかっているので堂々と構えている。
朝食支度の時間 プラス10-15分あれば何かしら弁当と呼べるものができている。

私もいつの間にか慣れたのだと思う。
なぜそうなれたのかを、ここで言語化することが
この春新入学でお弁当作りにビビっている皆さんの役に立つかもしれないので書き留めておこう。

弁当は作るものじゃなくて詰めるもの


忘れちゃいけない大原則である。
大切なのは今日の昼、あなたのお子さんが昼食を食いっぱぐれないことだ。
ただでさえ毎朝忙しいのに、お弁当のために別途調理時間を多く割く必要はない。
朝の時点で家にあるものを詰める、というマインドをもとう。


主食があればなんとかなる


よく海外在住の日本人の方が話していることだが、日本人が家から持参するいわゆる普通のお弁当は、海外の小学校では豪華すぎて羨望の的らしい。
アメリカ、ヨーロッパ、アジア、色々な国に住む日本人のエピソードを聞いたことがあるが、
・サンドイッチだけ
・パンとバナナだけ
とかその程度のお弁当を食べている国が多いのだ。

今、あなたの家に何かパンはありますか?それにハムとチーズをはさめばサンドイッチの完成です。
昨日炊いたご飯の残りや冷凍したご飯、あります?ふりかけ混ぜて握ればおにぎりの完成です。
これをラップに包んだり、タッパーに入れれば立派なお弁当ですよ。
もうこれであなたのお子さんが空腹で死ぬことはありません。

メインおかずが美味しければ子どもは満足 


夕飯みたいに重く考えないでね。冷凍でいいし、夕飯の余りでもいい。スーパーにもコンビニにもあるよ。
唐揚げ、ハンバーグ、コロッケ、アジフライ、焼き魚、ミートボール…
子どもが好きなメインを4−5種類用意して、ローテーションすればいいよ。
我が家はたいてい長期休み中に餃子やハンバーグ作ったら、余りを冷凍しておいて翌週あたりに出すことが多い。

赤黄緑が揃えば不味くは見えない


これは間違いない。
うまいまずい、栄養あるなし別として、それなりに見えるのだ。
けど、色を揃えるために無理するのは禁物。

  • 赤のもの入れるために労力使うのやめて。
    ミニトマト入れればOK。ハンバーグやオムレツにケチャップ掛ければOK。私はカニカマさんに大変お世話になっている。
    ピンクやオレンジも赤と拡大解釈すればさらにハードル下がるでしょう。人参ゆでればOK、ハムやソーセージでもOK。

  • 黄色は卵焼き一択、でいいんじゃね?
    あとコーンも使えるので我が家では常備。
    卵焼き1回作ったら8つに切って、一人2切れを2日分*2人 でうちは回してるので焼くのは週2でOK

  • 緑はブロッコリーと枝豆と割り切る
    ブロッコリー多用してますね。
    うちは元々週1−2回、家でのサラダや副菜用にブロッコリー半ふさ分くらいまとめて茹でてるのでそこから拝借することが多い。
    冷凍枝豆は子がいくらでも食べるので隙間あったら詰める。

    あとは、小松菜とかほうれん草など、子どもも食べやすい葉物。おひたしとか、コーンと炒めたり。冷凍でもたくさんあるよ。あときゅうり。
    うちでは、赤も入れられるので

    • きゅうりとカニカマをマヨで和えたやつ

    • ほうれん草をベーコンとコーンと炒めたやつ

    • レンジで作れる中華春雨↓
      あたりを(主に夕飯用に)作り置きして多用。

何か一つトキメキを入れる

とはいえ休みが続くとマンネリ化は避けられない。
春休みはまだいいけど夏休みは長い!
私は何か一つ、子どもが喜ぶちょっとしたことを入れるようにしている。と言っても労力をかける必要は全くない。

  • メインを変える
    我が家は基本お米、おにぎりなので週に1回くらいサンドイッチにする。
    サンドイッチ派の人も、食パンをロールパンにする、ホットサンドにするなどでちょっと変化を持たせることができる。
    うちの子らは↓こういうレンジで作れるナポリタンとかたまに入れると狂喜する。

  • キャラに頼る
    献立面での工夫が難しければ、キャラに頼るのがいちばん。
    ふりかけ、ポテト、かまぼこ、おにぎり包み、ピック・・・何か子どもが好きなものを入れよう。
    ドラえもん、アンパンマン、キティ、すみっコぐらし…
    奴らは皆、あなたを助けるために存在しているのだ。

  • 何か型でぬいとけ!
    もう小2の長女には効かない技だが、クッキー型を使って人参やさつまいもに☆や♡に抜いておけばそれなりに可愛く見える。

  • 果物で機嫌を取る
    おかずがしょぼくても、果物が一定量あれば嬉しいもの。
    りんご1/4個でじゅうぶん。
    切るのが面倒ならバナナ、みかんをそのまま添えればOK。
    うちでは、果物買い忘れた!という事態に備えて
    白桃、フルーツミックスなどの缶詰を1−2個常備している。

  • あなたがときめくものを入れる
    面倒だ、なんで私が、と思うとやってられないので、あえて楽しむのもアリだ。
    私はインスタで可愛いお弁当作っている人を何人かフォローして参考にしている。自分から真似したい、作りたい、と思えるものがあると楽しめるものだ。
    また、私の普段の買い物圏内には業務用スーパーや輸入スーパーがないので、長期休みの初めには、少し離れたところにある「業務スーパー」や「ハナマサ」「成城石井」などに行って、私が食べたい、使いたいと思う冷凍食材などを仕入れに行くようにしている。

多くの熟練ママからしたら当たり前のことばかりで、参考になる部分は少ないかもしれない。
でも私がいつの間にか当たり前のようにできるようになったことを、あえて言語化してみた。 #書くチャレ  に感謝!

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