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宇宙少年から宇宙好きおじさんへ…

 1986年…世界中が『ある天体ショー』に熱狂しました。約76年の周期で地球にやってくる『それ』は、宇宙にまったく興味の無かった小学生の私を、あっという間に宇宙の世界に引き入れました。

 残念ながら小学生の私は『それ』を見ることはできませんでしたが、飽きることなく夜空を見上げ、心をワクワクさせた当時の出来事は何事にも代え難い経験です。
ですが、そんな素晴らしい経験をしたにもかかわらず、私は間もなく宇宙少年をやめていました。当時はファミコン全盛期!わざわざ夜外に出て星を見る友達はいません…宇宙好きは孤独な趣味だったのです。次第に私もテレビゲームに夢中になりました。
そんな私が40歳を過ぎて再び宇宙に熱中するきっかけをくれたのが、NASA ジェット推進研究所のエンジニア 小野雅裕さんの著書『宇宙に命はあるのか』です。


読んでいくうちに小学生の頃のワクワクや興奮がよみがえってきて、私は宇宙好きおじさんになっていました。
次回『それ』が地球に帰ってくるのは2061年、あと40年です。人類がこのまま宇宙開発を進めていけば、40年後には月への観光旅行が実現しているかも…
 40年後、月面彗星観測基地で大気のフィルターを通さず『ハレー彗星』を観測するのが今の私の目標です!

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