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PARFECT DAYS

役所広司さん主演のPERFECTDAYSを見た。

トイレ清掃員の平山の日常を切り取った作品で
最初は何でもない日々も見方を変えれば特別な日々
みたいな作品かと思った。


だけどこの作品では、人生で出会う人々とのドラマは
少しずつ少しずつ進んで行く様、突然人生に関与してきて、突然いなくなる様、伏線なんかではなくそんなもんだというリアリティが感じられた。

おばんざい屋のママとはなにも発展しないし、
おじさんの音楽の趣味に興味を持った金髪の女の子は
ただ興味を持ったというだけ。

生きる世界が違う人々の人生が交錯したりしなかったりする。

そんな日々が言葉数少ない役所広司演じる平山の
豊かな表情を通して繰り返されていく。


少女ニコの登場は、まだどの世界で生きるか自由に決められる年齢ということだったのだろうか。

この作品を通して、日々町中ですれ違う人々の"別世界"を少しだけ覗けるのかもしれない。

あとは音楽が最高。



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