親よりも子どもの方が親を愛してるよ
よく親は子どものことを本当に愛していると言うが、私は大嘘だと想う。
本当に愛しているのは子どもの方だ。子どもの親に対する愛に比べれば、親の子に対する愛なんてたかが知れている。
なぜ子どもが病気になるの?
なぜ子どもがいじめられるの?
なぜ子どもが不登校になるの?
なぜ子どもが不良になるの?
なぜ子どもが事故に遭うの?
ぜーんぶぜーんぶ親を愛してるからだ。親を愛してるから、その子どもが身体を張って親を助けようとする。
「お父さん・お母さん、その生き方間違ってるよ。」
と命懸けで親に伝えようとする。
この記事で自◯しようとした子どもの魂が私に話しかけてきた。
「本当は死にたくなかった。生きたかったんだ。だから、助けてくれてありがとう。」
と。
子どもだって死にたくない、子どもだって痛い想いしたくない、子どもだって病気になりたくない。
そんなの当たり前だ。でも、自分よりもお父さんお母さんのことを愛してるから、自分を身代わりにしてまで親を助けようとするのだ。
自分が痛くなってもいい、最悪自分が死んでもいい。
それぐらいの大きな愛が子どもにある。
親の方が子どもを愛してるならば、子どもにそんなことさせない。でも現実はどうだ?
これは決して親を責めてるわけでもないし、親がダメだと言っているのではない。
親のダメさやだらしなさを語っているわけではない。
私が言いたいのは子どもの愛の深さだ。
知り合いの夫婦の長女が不当園になって、幼稚園に行かなくなった。
その娘がダメだから?違う。
「幼稚園に行かないとダメだ」
という親の許せない心。その心が娘を不当園にさせた。
その娘は身体を張って、自分が惨めになってまで、親の心を演じた。親の心の鏡になった。それがその娘の愛だ。
その娘は身体を張って問う。
「幼稚園に行かないことの何が悪いの?」
「幼稚園に行かない私はダメな子なの?」
と。
親にさえダメ出しされる可能性もある中、娘は身体を張ったのだ。
繰り返すが、子どもは親が思っている以上に、いや親よりも何倍も何十倍も親のことを愛している。
親の愛なんてたかが知れている。
だから、子は自分よりも愛が浅い親から愛を学ばないといけないから難しい。
子どもの内に愛を学べなかったならば、自分が親になった時に、自分よりも深い愛を持った子から愛を学ぶのだ。
誤解を怖れずに書くならば、(深いところでは)子の愛が欲しいから子が欲しくなる。
子どもというのは、どんなに親にとって困ったことをしたとしても、ただただお父さんお母さんに笑ってて欲しいだけなんだ。
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