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歯と美容・健康とは関係がある?

私は、時々、歯医者に行きます。治療済みの歯はあるのですが、全て揃っていて硬いものもよく噛めます。食事も美味しく食べられて、ありがたいことです。

ボクシングの選手は試合中はマウスピースをしていますよね! これは、力を入れるときに歯に圧力がかかり割れないようにするためと聞いています。私たちは何かくいしばって物事をするとき歯には大きな圧力がかかるのです。また歯を食いしばると頭も刺激されます。

今回は、歯と健康の関係についてお話ししようと思います。

歯を喪失すると、噛むのもきちんとできにくくなります。噛めなくなると炭水化物の食事が多くなってしまいます。すると、糖尿病や脳の刺激が減って認知症のリスクも上がるとか! また、歯の周りの歯周病は、全身の様々な病気の原因にも繋がります。

歯で噛むことは脳を刺激し、食物を咀嚼することで、抗酸化物質が出るのです。老化の原因となる活性酸素を消去する働きが食物を咀嚼することで働くわけです。「よく噛むのですよ」と言われてことがありませんか? きちんと理由があったわけです。このように歯の健康状態はとても大切なのです。

歯が健康であれば、食事も美味しく食べられるし、よく咀嚼して食べれば、唾液の分泌が促進され健康上とて良いのです。唾液には、若返りホルモンも入っています。さらに、ペルオキシターゼ、ラクトフェリン、リチゾームなどの免疫に効果がある物質も入っているのです。

逆に、よく噛まないで、唾液が少なくなれば、口も乾きやすくなり、免疫力も落ちてしまいます。

年を取ることで、糖尿病、脳血管障害、など、喉が乾きやすくな病気を発症する肩sも増えてきます。さらにアレルギー、精神関連の病気、糖尿病などで処方される薬の中には、唾液出が悪くなる副作用がでるものもあります。

ですが、加齢により唾液線は衰えないそうですから、あきらめないで、いつまでもよく噛んで、唾液を出すことが大切です。

では、ここで、とても大切な唾液の働きについて整理してみましょう。

唾液は、1日になんと、約1.5リットルも分泌されるのです。唾液には成長成分、抗菌物質、免疫グロプリンなど多くの有益な成分がふくまれています。口腔内の保護、洗浄、殺菌、排泄などの作用もあります。なんと虫歯を予防する効果まであるのです。

この重要な唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下腺から分泌されますい。舌下腺から分泌されるNGF(神経成長因子)は脳の老化を抑える働きがあります。耳下腺から分泌される唾液には、パロチンが含まれています。パロチンは成長ホルモンの一種で、身体中を若返らせる効果があります。お肌の新陳代謝も活発になり、シワやシミなどの老化現象も防ぐことができます。さらに、パロチンは壊れた組織を修復する効果もあり、白内障の治療薬としても使われています。

この若返りホルモンであるパロチンを分泌させるためには、よく噛むことです。私は、食べるのが早いのですが、水分で食物を流し込むことをしないで、よく噛んで少なくとも30回くらい噛んで唾液がたくさんでるよう心がけています。

歯が揃っている方は、いつまでもその歯を大切にしましょう。少しでも歯が不足している方は、これ以上、歯を失わないように気をつけましょう。

歯が揃って入れば、顔の表情も豊かになり、会話が弾み、コミュニケーション力も増します。



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