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そのサプリ大丈夫??

私たちは栄養を食品から摂るのが本来の姿です。

最近、コンビニエンスストアーで、各種の健康栄養補助食品が置かれる様になりました。多くの方がサプリメントを信じて、日頃のファーストフード、ドーナツ、カップ麺などの食品を食べていて、その不足をサプリメントで補おうとしています。でも、それは、とても無理な話です。

サプリメントの習慣は、欧米から始まっており、最近では日本でも多く使われている様です。欧米の科学者は、サプリメントの効果があまりないことやその弊害すら認めています。


食事から摂取する栄養素は、ビタミン、ミネラルなどがお互いに協力して働いて体にうまく取り入れています。一つでもかけるとこれらの栄養素を使うことはできません。サプリメントの中には、発見されている栄養素しか存在しません。

野菜、果物、木の実、豆類、穀物の中には、私たちをガン、心臓病、脳梗塞、などの病気から守ってくれる抗酸化物質、ファイトケミカル、ミネラル、ビタミン、必須脂肪酸、植物繊維などの多くの栄養素が含まれています。さらにまだ発見されていない栄養素が多く含まれています。

これらの食べ物に含まれている生命力は、サプリメントにはできないのです。生きている食べ物から摂るしかないのです。

健康でスリムな体を望むなら新鮮な野菜、果物、植物性食品を生命力の豊富な状態で食べることが重要なのです。サプリメントや薬にした瞬間にその生命力は失われます。特定の栄養素だけ取り出すとその栄養素が期待通りに体に取り込まれるかはかなり疑問なのです。

サプリメントの摂取は、一部の特定の栄養素だけを、食品から取り込む時よりも何倍の量を一度に取りこむことになるのです。継続して摂り続けると、肝臓障害・腎臓障害・皮膚のトラブルなど様々な弊害が生じます。

抗酸化作用のあるビタミンCを、サプリメントで500mg以上摂ると細胞の酸化を遺伝子レベルで促進してしまいます。

βカロチンのサプリメントは、喫煙者の肺がん発症リスクを高めてしまいます。

ビタミンEも、心臓病を予防するなどのことで勧められる様ですが、とれば摂るほど、LDLの酸化が増えて心臓病のリスクをかえって高めてしまうこともわかっています。

自然の状態から離れれば離れるほど健康は損なわれる傾向があります。

サプリメントは基本的に摂取しないほうが無難でしょう。



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