地力王決定戦-The Last Tournament-

皆様、ご覧頂きありがとうございます。地力王決定戦主催のヘリです。最後に長話にお付き合いください。

最後の地力王決定戦が遂に終わってしまいましたね。参加してくださった皆様、生配信をご覧になってくださった皆様、本当にありがとうございます。

地力王決定戦を生み出した当時のこと、未だに忘れていません。当初は「DX超性能Groover決定戦」という名前でした。地力王の名前に変えて本当に良かったと思います。一生の黒歴史になるところでした。本当に。

物議を醸した第1回闇曲地力王の開催から早くも2年、正直ここまで地力王というブランドが大きくなるとは全く思いませんでした。転機はおそらく第3回目の特別編だったのかなと思います。

大会規模が大きくなってきてからは、Got temporary haven?とGroovy Festivalのグルコスユーザー主催イベント2強に並びたいとすら考えていました。どのように他のイベントと差別化していくか、辿り着いたのはまさにこのThe Last Tournamentの形でした。

課題曲には通しでコンセプトを設けて他の大会と被らない形にすることや、配信を行うことなど、参加者に楽しんでもらうことを考えてイベントを設計するのは、時間を忘れてしまうくらい熱中していて楽しかったです。

また、地力王は練習して来たら誰でも勝てるガチ大会をコンセプトにして来ました。原則スコア勝負、アイテム禁止、幅広い難易度と譜面傾向の課題曲、全課題曲の事前公開等により、運が絡まない大会にしてきたつもりです。

上記に加え、地力王はマナーやモラルといったものに対し厳しい規制をかけるなどの特徴もありました。今回も荷物の持ち込み制限やルール違反に対する出禁処置など厳しいものもあり、この点については大変申し訳なかったと思っています。ご協力いただき、ありがとうございました。

知っている方は知っていると思いますが、地力王主催(主にヘリ)は炎上経験が豊富です。ツイプラの長文注意事項に嫌気が差し、読むのを諦めた方もいると思います。全て地力王に難癖を付けられないための先手であり、参加者全員が気持ちよく大会を楽しめるよう配慮したものでした。ご理解いただけていましたら幸いでございます。

話は変わり、地力王が生まれたキッカケにも関連しますが、八王子YAZ大会や所沢グルコス交流会等を初めとする、様々な先輩Groover達が運営してくれた店舗大会があってこそ今の僕が居るのだと思っています。だからこそ、今度は自分がその立場となりグルコス界隈を盛り上げなければと必死だったのかもしれません。

グルコス界隈の狭さやユーザーの温かさが本当に好きでした。この場を借りてお世話になった先輩Grooverへ感謝を伝えられればと思います。本当にありがとうございました。

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さて、前置きはこの辺にして、今回の地力王についてお話させてください。

グルコスACのサ終発表直後、今回の地力王の企画を立て始めました。当初は23日フェリシダ、24日石岡の2Days地力王を予定していました。最初はフェリシダがスコア大会、石岡が星の数大会の予定でした。結果的には1日開催でスコア勝負、敗者復活なし、2部門構成のガチ大会に決まりました。

Groove Symmetryについて
この部門のコンセプトは地力王2回目の時点で構想にあったものでした。もしも地力王が溝ノ口メガレイジで開催できたら、そう考えていた時に生まれたものです。本来は低難易度から高難易度まで網羅したものになる予定でした。

Trajectory of Grooveについて
高難易度の競技シーンをテーマに作られた部門です。グルコスの軌跡をコンセプトに、やりたい放題やりました。

音ゲー競技シーンに人生を賭けた主催による、正真正銘ラストの地力王が開幕したのです。

本番一発勝負、妥協や手加減は一切無し、地力の無い者から容赦なく蹴落とされていく。本気と本気が真正面からぶつかり合い、皆が優勝の1枠を賭け争う。まさに僕が目指した理想とする競技シーンだなぁと思いました。正直、参加できなかったことは今でも悔しいです。

地力王決定戦最終回の結果としては皆様の知る通りとなります。トラブルはあったものの、概ね大成功と言える形になったのではないでしょうか。参加者皆様が楽しんでいただけていたら幸いでございます。

そして入賞された4名の方々、おめでとうございます。

書きたいこと、伝えたいことが山ほどありすぎてまとまらなさそうなので、この辺りで後書きに入っていこうと思います。

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「初めての音は何でしたか?あなたの初めての音は。私にとってはコレがそう。だから今、嬉しくて。」

ボカロ、ハジメテノオトの冒頭歌詞です。この歌詞に僕が何を重ねたか、わざわざ言わなくても分かるのではないでしょうか。

今回、大会開会式での1曲目がハジメテノオト、symmetry決勝1曲目が終わらないグルーヴなど、至る所に僕からのメッセージを込めさせてもらってました。Just be friendsとかもそうです。

グルーヴコースター、僕の人生において間違いなく外せないパーツがこのコンテンツだと、そう思います。そのゲームの歴史に全理論値として、チャンピオンとして、そして何よりも地力王主催として名を残せたこと、本当に嬉しく思います。

グルコス勢のHERIを、地力王を、ここまで大きくしてくれたのは間違いなくこの文章を読んでくれている皆様だと思います。

グルコスをこの世に生み出してくれてありがとう。グルコスに出会わせてくれてありがとう。地力王を応援してくれて、参加してくれて本当にありがとう。

またどこかでお会いしましょう!

地力王決定戦主催 ヘリ

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