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Q.介護保険の利用者負担って何割??

A. 1~3割です。


はじめに

こんにちは。土曜日、いかがお過ごしでしょうか?

さて、前回こんなnoteを書きました。

"介護報酬って何かわからなかったので調べてみた"、みたいな記事でした。

このnoteの中で、私は介護報酬の本人負担について触れました。

冒頭にも書きましたが、介護サービスを利用するときの本人負担額は1〜3割です。個人的に"かなり少ない"という印象を持ち、この本人負担の割合の変遷について興味をもちました。

翻って、介護保険制度は2000年に制定されました。
それ以来ずっと利用者負担は原則1割負担となっています。

利用者負担割合の変遷

詳細は、厚労省が出している下記図をご覧下さい。

スクリーンショット 2020-06-27 16.15.47


上述した通り、介護保険が始まった2000年(平成12年)からずっと1割だったことがわかります。

...あ、すみません、ちょっと語弊がありますね、正しくはずっと1割ではなく、平成27年に利用者負担が1~2割(現在は1~3割)に枝分かれしているのが見て取れます。

これは、収入の多寡によって負担する割合が決められているようです。(話すと長くなるのでこの辺の細かいところはまた別の機会に話したいと思います。)

あと、説明してませんでしたが、利用者負担含め介護保険制度は3年ごとに改定されています。(利用者負担額の増大もこれに合わせておこなわれたものと思われます。)

まあ、自民党も最大の得票数である高齢者を敵に回すことはなるべく避けたいので、ここはなるべく触れたくない一方、財源を圧迫していることから、この利用者負担の増額は自民党や厚労省の悲願だったのでしょう。

後期高齢者が急速に増えるこれからの日本で、介護保険の舵取りの難しさを感じます。

介護保険負担は、高齢者の増加を考えれば増えることはあってもその逆は考えづらいです。
僕たちが65歳を迎える40年後、介護保険の形がどうなっているのかは、わたしたち一人ひとりの行動によっていかようにも変わってくるんだろうなと思います。(またポエムをつぶやいてしまった、、すみません🙇‍♂️)

また詳しいことは別の機会に。

あっ、全然別件ですが、私がお世話になっている株式会社Blanketという会社で、来月4週に渡ってオンラインイベントが開催されます〜!
興味のある方は是非〜!


最後に(いつものことながら...)

みなさまの貴重な時間をいただき、また最後まで読んでくださりありがとうございます!!
ただ、本noteの内容は、完全性や正確性を保証するものではございません。記載内容を利用される際は、ご自身のご判断と責任に基づいてご利用くださいませ。

また、この中に介護のお医者様がいらっしゃいましたら、間違っているとこを容赦なくご指摘いただければ幸いです。

それでは、良い週末を。


                                       ----------参照----------  


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