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エルメスの価値を見極める「刻印」2

特殊な刻印

エルエスの刻印は様々なものが存在しています。
その中でも「素材」「スペシャル」「アウトレット」の刻印も覚えておくことで、楽しめる幅も広くなっていきます。

大きく分けると「素材」「その他」です。

刻印「素材」

ご存知の通りエルメスで使われてる素材は全て高級革(レザー)を使用しています。
その中でも爬虫類系の素材は希少性も高く、定価も他のモデルと比べても高くなっています。
代表的な革としてクロコダイルが有名でしょう。
クロコダイルはワニ革の一つで、素材でも「クロコダイル」「アリゲーター」があるのはご存知でしょうか?

クロコダイル科、アリゲーター亜科に分類されます。クロコダイルとアリゲーターは別の種類のワニになります。アリゲーターをクロコダイルと称して販売している店もあるようですが、正しくはクロコダイル科のワニではありませんので知っておきましょう。

とはいえどちらが優れているというわけでもないので、それぞれの特徴を掴んで好みのワニ革を見つけてください。

ワニ革

素材 クロコダイル ポロサス Λ

クロコダイル・ポロサス

クロコダイル・ポロサスの刻印は「Λ」
エルメスの革の中でも最高級と言われている素材です。
体調1メートル程度の小型ワニの、最上級の腹部部位を使用したのがクロコダイル・ポロサスです。

素材 クロコダイル ニロティカス ●●

クロコダイル ニロティカス

クロコダイルニロティカスの刻印は「●●」
お値段はポロサスに比べれば少しお安くなる傾向にありますが、
それでも皮革製品の中では群を抜く高級な素材で、質感は少しマットなのが特徴でやや落ち着いた雰囲気があります。
ナイル川を意味するニロティカスは「ナイル川」を意味しています。
ポロサスと比べると大型のワニ革を使用しています。

素材 アリゲーター □

アリゲーター

アリゲーターの刻印は「□」
クロコダイルよりも斑が大きいのが特徴です。主に北アメリカミシシッピ川に生息するアリゲーターの革を使用しています。

その他の革刻印

素材 トカゲ革 リザード -

リザード

リザードの刻印は「-」または「=」
横長の長方形の-マークか=マークが入っています。
トカゲのレザーで、主に東南アジアが原産地とされています。繊細で美しくならんだ鱗と光沢が特徴な高級皮革です。

その他

エルメスの製品で使用している革は牛革やヤギ革などの高級レザーが中心ですが、エルメスの歴史では様々な動物を使った製品もあります。
エミューやゾウ、オーストリッチ(ダチョウ)の革を用いたバッグも実際に存在しています。
現在、エルメスのワニ革・トカゲ革意外に固有の刻印はありません。

スペシャル刻印

エルメスの革刻印の他にもスペシャルな刻印が存在します。
夢の刻印とも言われ、憧れてるファンも多いアイテムになります。
なかなか手に入りにくい、アイテムになるので刻印だけでも覚えておきましょう。

スペシャルオーダー品

スペシャルオーダー

馬の蹄のマークが刻印されています。
このマークを持てる方は、エルメス顧客の中でも限られた方だけです。
「パーソナルオーダー」と言われるもので、タイプ、色、素材、配色、に至るまで自分好みにオーダーすることができます。
オーダーできる人自体が少ないため、とても希少で人気があります。

スターマーク

スターマーク

エルメスロゴ付近に流れ星のマークが刻印されています。
通称「スターマーク」とも呼ばれるこの刻印は、エルメス関係者のために作られた製品についていると言われ、希少性の高いものです。
エルメスから許可を得て製造したものに入るマークですが、市場に出回ることは少ないです。

ソルド品(アウトレット)

ソルド品

エルメスロゴ付近にSのマークがあります。
エルメスが定期的に開催しているセールイベントで販売されたバッグに刻まれています。
Sマークと共に数字が押されていることもあります。
ソルドは日本でも開催されていますが、入場するには招待券が必要です。
招待状をもらえる方法も記載していきます。

まとめ

エルメスの価値を見極める「刻印」1と今回の2、いかがでしたでしょうか?
基本的な知識で一番注目するのが刻印です。
これからバーキンやケリーを手に入れる前に素材意識して見ておきましょう。素材で金額も跳ね上がる可能性も・・・
同じ形でも素材が違うことで雰囲気も変わります。
鑑賞して楽しむのも良いですね^^

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