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【作品集・ゲスト紹介】第一回メモフライベント


Ⅰ.「#VRメモフライベント」とは?

イベント終了時の、ゲスト・観客の皆様との集合写真

一言で言えば、140字小説を執筆するイベント。

正式名称は"Memorial Fragments - Event -"です。

著者である私が個人サークルとして活動する名義の"Memorial Fragments"が開催するイベント(Event)、そのまんまの意味ですね。

なぜこのようなイベントを開催しようと思ったのか?

いくつか理由がありますが、

  • 私が普段行っている出張執筆(VR上、または動画配信上でのリアルタイム小説執筆)をもっと広めたいから。

  • 知り合いたちから「自分の小説を書いて欲しい!」という要望を多数いただいたから。

  • 小規模なイベントとして、また複数人のゲストを招いて出張執筆を行ったら、どのような結果になるのか興味があったから。

  • 「イベントに出てみたいけど、いきなり大規模なイベントに出るのは勇気が要るから、小規模なイベントで練習してみたい」という知り合いの声を聞き、私自ら小規模なイベントを開いてみたいと思ったから。

などといった理由で開催しました。

事前打ち合わせの際の集合写真

第一回は、9/19(火)23:00~24:00にVRChatにおいて開催しました。

以下に紹介する三人のゲストをお招きし、「これをモチーフで小説を書いて欲しい!」という画像を事前にいただき、一人20分程度の所要時間で140字小説を執筆しました。

またイベント中は、ゲストの人となりや活動を紹介、来てくださった観客の皆様との交流を行いました。

Ⅱ.ゲスト紹介・140字小説

Ⅱ-ⅰ.サムギョプサル石原 様

現実世界で滅多に飲まないワインを嗜んでいた。
クラゲが揺蕩うのを眺めていると、窓ガラスに自分のキラキラとした目が映った。
思わず恥ずかしくなって正面を向くと、アクアリウムに相応しい綺麗で、幻想的な衣装がフワっと浮かび上がる。
その一瞬を残したくて写真を撮った、透明感ある笑顔とともに。

X(Twitter):サムギョプサル石原 様

Ⅱ‐ⅱ.感電少女ぶるまくん 様

特殊性癖バーの裏の喫煙所で、アンニュイな表情を浮かべる、ドミナント。
「一緒にどう?」
そう言ってマルボロを差し出した。
サブミッシブに仕立てられるか、まずは聞き出してみたい。
「あなたの話、聞かせて欲しいな」
眠そうにゆっくり何度もまばたきしながら、可愛いワンちゃんの顔を覗き込んだ。

X(Twitter):感電少女ぶるまくん_VRC 様

イベント中、ぶるまくん様が主催する特殊性癖Bar_Possibiliryの宣伝も行いました。

Ⅱ‐ⅲ.餅望モチ 様

最近仲良くなったアイツの所にジョインした。
「うおぉぉぉぉ!!!!」
出会い頭に酒を掲げながら、店の外まで飛び出してきた。
「今、皆で好きな曲を教えあっているトコだ!」
手をグイグイ引っ張る代わりに、指差して笑った。
「お前もどうだい?」
店に入ると、賑やかな笑い声と音楽が押し寄せる。

X(Twitter):餅望モチ 様

Ⅲ.イベントのご感想

多数の方々から嬉しいお言葉をいただき、やって良かったと心の底から思います。

ご来場くださり、また執筆させていただき、まことにありがとうございました!

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