完璧な手技なんてない
今回はこのTweetに対しての深ぼり。
世の中にはいろいろと〇〇法をという手技が溢れています。
ではどれも万能なのか?
万能であれば、あれこれ勉強する必要無いですしゴットハンドが山のように存在しているはずです。
〇〇法はそもそも理論破綻しているものも少なくありません。
筋膜アプローチなんかはまさにその一つです。
そして、その前に考えなければいけないことは環境は常に変わり続けているということです。
日々刻々と身体は老いていく、日々かかるストレスも違い、気候も気温も違い、話す人も違う。
そんな条件が毎日違う中で同じようにアプローチしたつもりになっているだけで別物になっている可能性が非常に高いということ。
また、同じ個人でも条件が変わるのに違う個人に同じようなことをしたからと同じ様な反応が出るとは到底考えにくいということ。
だからこそ、その方にハマりそうなアプローチをどう選択し、どう処方してくかを見極めていく必要があるわけです。
だからすぐベッドに寝かせて揉んでっていう流れは何も見てないじゃんということになる訳で…
しかしそれでも多少なりとも効果は出ると思います。
だけどもその先は頭打ちになってくるのは目に見えています。
その為に原理原則を踏まえた上でアプローチを考えていくこと。
いくつもレパートリーを持っておくこと、そして発想力を働かせることです。
人は好みもあり、嫌いなものもあり、受け入れられるもの、受け入れたくないもの、性格も大きく影響してきます。
そもそも治療技術だけでは成り立たないのです。
コミュニケーションを始め、様々な人としての能力全てが治療に関わる。
そこを忘れずに自己研鑽していきましょう。
僕も更に高めていきます。
では。
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【自己紹介】
佐藤宏隆 さとうひろたか
▢柔道整復師
▢栄養コンシェルジュ2ツ星
▢臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
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