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ラスベガスの楽しみ方

こんにちは、Heroです。
今週はラスベガスに出張していました。今回で9回目の訪問になります。本記事では、私がラスベガスについて知っていることを書いてみたいと思います。皆さんがアメリカと聞いてイメージするニューヨークやロサンゼルスに比べると少しだけマイナーな都市ではありますが十分に魅力があります。また、ラスベガスに限らず、アメリカ出張時に気づいたあれこれを書いていますので、ぜひご覧になってください。

※2017年6月20日、「10.その他」に何点か追記しました

【目次】

1.日本からの行き方
2.マッカラン国際空港
3.空港から市街地への移動
4.気候
5.ホテルからの移動
6.カジノ
7.コンビニやスーパーマーケット
8.ラスベガスのレストラン
9.演劇、ナイトショー
10.その他

1.日本からの行き方

2017年6月17日時点で、日本からラスベガスへの直行便はありません。昔はあったみたいなんですけどね。よって米国内の主要国際空港からの乗り継ぎとなります。私は主に、ANAまたはJAL便でサンフランシスコ or ロサンゼルスで乗り継ぎ、そしてユナイテッド航空またはアメリカン航空でラスベガスのマッカラン国際空港に到着しています。

2.マッカラン国際空港

国際空港としては小規模ですし、日本からの直行便もありません。しかし旅客機の発着回数は非常に多く、ニューヨーク・JFK空港、パリ・シャルルドゴール空港、ロンドン・ヒースロー空港、フランクフルト空港を上回る8位(2015年)という、非常に忙しい空港です。いかに米国内から頻繁に、そして多くの人が訪れているかがわかります。

空港内には何と、スロットマシンが設置されており、いきなりカジノ感を出してくれます。
たぶん、ラスベガスから帰る人の、出発までの時間つぶし向けなんでしょうね。到着してすぐにスロットする気にはなれないですが・・

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搭乗ゲートのすぐ横にあるスロットマシン

3.空港から市街地への移動

ラスベガスは「ストリップ」と呼ばれるメイン通りにほぼ全ての施設が集中しています。空港からストリップまでの移動はタクシーで10分程度です。
UberやLyftを使う場合は、ピックアップ場所が正面の立体駐車場内になっており、少し分かりにくいので注意してください。
また、黙っているとハイウェイを利用した遠回りコースで行くタクシードライバーもいるので、"Local road"とか"Not highway"と言って、近い方から行ってもらいましょう。

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昼のラスベガス・ストリップ

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夕暮れのラスベガス・ストリップ

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夜のラスベガス・ストリップ

4.気候

一年を通して乾燥しており、晴れることが多いので過ごしやすいです。ただし5月~9月は日中とても暑くなるので注意してください。非常に乾燥しているので汗が全く出ませんが、体から水分がどんどん奪われていくので、常に水のボトルを持ち歩くようにしましょう。私がこれまでに体験した最も厳しい気候だった日は、気温摂氏45度、湿度1%という日本ではお目にかかれない数値でした。保湿用のクリームは必須です。
ラスベガス滞在中はあまりの乾燥によく鼻血を出していたのですが、現地人のアドバイスにより鼻の中に綿棒でワセリンを塗ることで解決しました。それ以来、私は「サンホワイト」という精製度の高いワセリンと綿棒を常に持ち歩いています。
飛行機内での乾燥や、花粉症の症状軽減にも役立ちますので、興味がある方はこちらをどうぞ。

サンホワイト

5.ホテルからの移動

ラスベガス内の移動は、断然UberやLyftがお薦めです。色々な施設がストリップに集中しているので徒歩も可能ですが、夏場はいかんせん暑いですし、メイン通りと言っても端から端までは歩いて1時間以上かかります。ただメイン通りに関して言えば治安が良いので、夜に出歩いても基本的に問題ありません(深夜に歩いている人も多いです)。とはいえ日本より安全ということはありませんので、十分に注意して行動してください。ちなみにホテルからUberやLyftに乗車される場合、専用の看板が出ているところで待つようにしてください。通常のタクシーとは少し離れた場所に設置されていることが多いです。

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Uber, Lyftのピックアップ場所を示すサイン(画像は拾い物)

なお、Monte Carlo, Aria, Bellagioのいずれかのホテルに宿泊される方は、無料のトラム(モノレール)を利用しても便利です(宿泊していなくても利用自体はできます)。ただ、トラムで移動できる範囲はMonte CarloからBellagioまでなので広くはないです。

6.カジノ

各ホテルの1階はカジノフロアになっており、基本的にどこも賑わっています。Ariaのポーカールームはいつも満員で、朝方ですらほとんど埋まっていました。
カードやルーレットのテーブルの上には、すごい数の監視カメラが設置されています。設備業者さんに聞いたのですが、画像認識で手元を自動的に判別しており、怪しい動きをした場合や、同じ人が一定回数以上勝ち続けた場合、警告が上がる仕組みになっているようです。テーブルのマスターと客がグルになったイカサマ防止の為だそうです。
スロットマシーンやカードゲームをプレイしていると、セクシーな服を着たお姉さんがビールやカクテルを運んで来てくれます。これはカジノで遊んでいる人が無料で飲めるドリンクです(ただしお姉さんへのチップは必要)。
また、VIP向けに「ハイローラー」という名前の部屋が別に用意されています。これは最低掛け金が$100や$1,000の部屋で、私は入ったことがありません。行ったことがある方がいれば、ぜひ感想を聞かせて頂きたいと思います。

ちなみにカジノエリアは写真撮影禁止です。スタッフに注意されます。あまり何度も撮ると、サングラスのガチムチお兄さんが出てくるかもしれません。

7.コンビニやスーパーマーケット

コンビニやスーパーに相当するお店は色々あるのですが、私からは3つほど紹介したいと思います。なお、これらのお店はラスベガスだけでなく、米国主要都市にはほとんどあります。

CVS Pharmacy

Mandarin OrientalとMonte Carloの目の前、ラスベガス・ストリップのど真ん中にあるドラッグストアで、24時間営業のとても便利なお店です。
お酒、ソフトドリンク、軽食、アメニティ、薬、トラベルグッズ、日用品など何でも揃っています。私はこのお店を発見してから、出張時の持ち物を大幅に減らすことができました。
お酒の種類も多く、レベルの高いクラフトビールやアメリカワインが安価で入手できます。私の好きなBlue Moonは4ドル、14 Handsワインは14ドルです。これがほんとに美味しいんだ。14 HandsはANAアメリカ路線のビジネスクラスでも提供されていました。ワインを買う場合はオープナーも忘れずに。
また、日本では認可が下りていない睡眠導入剤や、成分が強めの痛み止めなんかも買うことができます。時差に悩まされる方にはメラトニンがお薦めです。私はこれのお陰で、出張時の睡眠がだいぶラクになりました。
シャンプーや洗剤もありますので、長期滞在や手ぶら滞在の強い味方です。

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ラスベガス・ストリップのCVS

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Blue Moon Beer

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14 Hands Wine

Whole Foods Market

アメリカ出張の際は必ず訪れるスーパーマーケット。高級志向の大型オーガニックストアで、基本的に何でも置いてありますが特に生鮮食品が非常に充実しています。かつてアメリカ出張の際はバランスの悪い食事に悩まされていましたが、このお店を知ってから果物や野菜をバランス良く摂ることができるようになりました。
特にお薦めは量り売りのサラダバー。多くの種類の野菜や肉、ドレッシングがあり、何度行っても飽きません。あとロブスタービスクがとても美味しいです。
お菓子や調味料、お酒などもクオリティの高いものが置いてありますので、お土産にもぴったりです。しっかりした紙袋に入れてくれるので、持ち帰りも安心です。
お帰りの際は、出口付近においてある箸やフォーク、ナプキンを袋に入れることを忘れずに。
そしてつい先日、Whole FoodsがAmazon傘下に入ることが発表されましたね。買収額約1.5兆円ってとんでもなさすぎです。今後の動向に期待したいと思います。個人的には日本にいながらWhole Foodsの商品が買えるようになると良いなと思ったのですが・・それは希望的観測すぎますかね笑

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Whole Foods Market

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野菜・果物売り場。出張の時はここに助けられています

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野菜売り場

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ナッツ量り売り

Trader Joe's

Whole Foods Marketより生鮮食品の種類は少なく、CVS Pharmacyと違って薬はほとんど置いていません。しかし加工食品・調味料・お菓子・お酒のレベルが高い。非常に美味しい。私はいつもお土産をWhole FoodsまたはTrader Joe'sで購入しています。
私のお薦めはトリュフチョコレート。安いのにとても美味しいです。他のお菓子ももちろんお薦め。
しかし、これらのお店に置いてあるワインは本当、反則なぐらい安くて美味しいのですよ・・ホテルの部屋で仕事が終わる前に開けてしまうとその日は終了してしまうので、毎回我慢するのに非常に苦労しています。

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Trader Joe's

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Trader Joe'sのトリュフチョコレート

8.ラスベガスのレストラン

ラスベガスにはたくさんのレストランがあります。多すぎてとても行ききれないのですが、私がこれまでに訪問して良かったところを3つ紹介したいと思います。

The Buffet (Aria)

ラスベガスはビュッフェレストランが有名で、各ホテルに"The Buffet"という名前のビュッフェが最低1つあります。価格は大体、ランチ30ドル、ディナー40ドルでリーズナブルで、非常に多種類のメニューがあり楽しいです。
その中でも私のお薦めはAriaホテルの"The Buffet"です。価格は朝食25ドル、ランチ29ドル、ディナー38ドルで、追加17ドルでお酒の飲み放題が付きます。この飲み放題が素晴らしく、アメリカの人気クラフトビールやワインが何種類もあり、とても満足できます。この内容で17ドルは安すぎます。
なお、このビュッフェはお酒も食事も美味しいので、食べ過ぎ・飲み過ぎには注意してください。そうでなくてもアメリカ滞在は、太ります。。

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Ariaのビュッフェレストラン

GALLAGHER'S STEAKHOUSE(New York New York)

ラスベガス・ストリップのNew York New Yorkというホテル1Fにある熟成肉のステーキ屋さん。ビュッフェと同じく、ステーキ屋も各ホテルに1つかそれ以上あるのですが、何件か行ってみた中ではここが一番美味しかったです。
ここは定番の"DRY-AGED NEW YORK STRIP"をミディアムレアでがっつり行きましょう。女性の方や筋トレ野郎には"FILET MIGNON"もお薦めです。赤ワインとよく合います。

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熟成肉貯蔵庫

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店内

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ステーキ美味しいです

Shake Shack(New York New York)

ニューヨーク中心に人気のハンバーガー。日本にも進出していて、いつも長蛇の列ができています。
New York New Yorkの1FにあるShake Shackは基本的にそれほど混んでおらず、すぐ注文することができます。Double Shack Burgerの肉がたまらなく美味しい。ジャンキーですがチーズポテトも病みつきになります。
ハンバーガーだけでなく、ワイン・ビール・デザートも有名なメーカーと契約しているらしく、とても美味しいです。店内はいつも賑わっています。
ちなみに私のお薦めは、オーダー時に"Extra Tomato and Lettuce"。これで、タダで野菜の量が倍になります。日本でも言ってみたらできました。その時は日本語で言いましたが。

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ラスベガス・ストリップ沿いにある店舗

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シャックバーガー、プライドポテト、レモネード

9.演劇、ナイトショー

ラスベガスは演劇やナイトショーが非常に盛んで、全てのホテルに1つ以上の専用劇場があり、毎晩公演が行われています。どの会場も賑わっていて、人気のあるショーは週末になるとチケットがなかなか取れなかったりします。
ショー自体はたくさんあるのですが、私からはお薦めを1つだけ紹介したいと思います。

Cirque du Soleil "O"(シルクドソレイユ オー)

Bellagioホテルで週5日(1日2回、合計で週に10回)、常設公演されています。常設ですので、シルクドソレイユが日本に移動公演に来たとしても、この演目は観ることはできません。
この"O"ですが、1998年の開演から19年が経った現在でも非常に高い人気を誇っており、良い場所のチケットはかなり前からでないと取ることができません(高いチケットから順に埋まっていきます)。
ショーの内容ですが、ミュージカル・サーカスにあまり興味のなかった私があまりの衝撃で動けなくなり、90分があっという間に過ぎてしまいました。ショー全体で幻想的な雰囲気を作り上げており、観客全体を一気に引き込む力があります。
チケットは$100~$200と少々高いですが、ぜひ良い席で観ることをお薦めします。私は"O"を観てしまったせいで、シルクドソレイユの他の演目を4つぐらい観て、さらに"O"をもう一度観ました。
なお、ショーのチケットですがMGMの会員サイトである"M life"からログインするとキャンペーン適用で安くなる場合がありますので、チェックしてみてください。また、ダフ屋のようなチケットカウンターがラスベガス・ストリップにありますが、人気のショーは販売していないことが多いので、私は使用したことがありません。

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"O"シアター入り口

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宣伝用看板

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シアターの天井はこんな感じ

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劇場の緞帳が下りた状態。演劇中はもちろん撮影禁止

10.その他

Bellagioホテルの噴水ショー
オーシャンズ11にも登場した、ラスベガスの人気スポットです。30分毎に噴水のショーが実施され、無料で観ることができます。

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Bellagio公式サイトより

その他、ラスベガスの写真

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MGM Grandのアリーナ入口。かつてマイク・タイソンやメイウェザー、パッキャオが試合したリングはこの奥です。

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超長いリムジン。誰が乗っているのでしょうか。

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夜のAriaはとても美しい。

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Ariaのエントランス。この時は折り鶴が飾られていました。

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高級ホテルBellagio。"O"もここにあります。

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MGM Grandのロビー。とても広々としています。

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高層階からの景色1。

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高層階からの景色2。

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Wynnのホテル内通路。

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Wynnシアター。Le Rêveというショーが行われています。


グランドキャニオン・アンテロープキャニオン

これだけ何度もラスベガス訪問しておきながら、まる1日オフだったことがないので、グランドキャニオンやアンテロープキャニオンに行ったことがありません。ただ、ネットで検索すれば行った人のブログ等が簡単に見つかりますし、ガイドブックにも必ず載っていますので、そちらをご参考にして頂ければと思います。

ナイトクラブ

ラスベガスにはナイトクラブがたくさんあり(おそらく各ホテルに最低1つ)、著名なDJも参加し、特に週末は非常に盛り上がっています。MGM GrandのHakkasanの長蛇の列を何度も目撃しました。

・・が、私はこちらにも行ったことがありません。いつか休暇で行った際は、夜も弾けたいものです。そして次回こそは愛を証明(ry


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いかがでしたでしょうか?ラスベガスは見どころがたくさんあり、年齢性別にかかわらず楽しめると思います。次の旅行先にぜひご検討くださいませ。

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