世界が終わる3日前、雪見だいふくを作る人の話。

ショートムービーの撮影をしました。
世界が終わる3日前の兄妹喧嘩の話です。

雪見だいふくを食べてしまった兄が妹のために雪見だいふくを作ってあげるというもの。
買い占めが起きてしまって雪見だいふくが買えないという困難に兄は直面します。
その時に兄はどうするのか?

ものすごく嫌な世界滅亡から浮き立つ雪見だいふく

私は世界滅亡ものが大好きです。
隕石の地球衝突、病原菌の拡散、地球のコアの停止・・・

全部、起こったら嫌です。
しかし、絶対嫌な分、それほど好きなことが際立ちます。
嫌いなことがあるほど、自分の好きがわかるのです。

最近、佐渡島さんに「経産省で嫌いな奴、上から順に3人言って見なさい」と言われました。
佐渡島さんは言います。
「自分の嫌いなものをわかってるやつじゃないと、本当の好きはわからない」

ああ、そうだなと思います。嫌なことがあるほど、人は自分の愛おしいものを認識します。
だから私は、めちゃくちゃ嫌な世界が終わる話を想像することで、そんなとんでもない状況に彼らなりに生きてる世界はとても愛おしく感じたいと思いました。
そんな愛おしい人々は宇宙ロケットを打ち上げて隕石を破壊しようとする人でもなければ、天才科学者が発見するワクチンでもありません。
世界が終わるのに雪見だいふくを自作しようとする兄なのです。

「今宵、銀河の片隅で」銀座で上映会をします。
とんでもない状況で、嫌すぎる銀河の悩みに悩みながら、なんとかしようとする人たちの話です。

ぜひご来場ください。

下記のツイッターから発信していますので、ぜひご来場ください。

妻と秋刀魚 Twitter
@tumatosanma

▼あらすじ
宇宙の大人気ラジオ番組、「今宵、銀河の片隅で」のパーソナリティのミューズは、スポンサーの圧力で、昔からのリスナーのハガキも読めない自分に悩んでいた。 「君の悩みなんて、宇宙に比べればちっぽけさ」 プロデューサーに、そんな言葉をかけられたミューズは、星空をみて思う。宇宙の悩みってどんなだろう」と。
疲れ切って、入ってしまった段ボールは、宇宙貨物船に運ばれていく。 ラジオを楽しそうに聴く船員たちは、壮大なスケールで悩んでいた。 なんとなく起こる惑星大戦争、誤送してしまった帝国兵器の設計図、暴れ回るふるさと納税のエイリアン。
銀河の存亡を揺るがしたり、揺るがさなかったりする壮大な日々を送りながらミューズは思う。 「宇宙の悩みってこんなだったんだ」 妻と秋刀魚が、全編、日本語同時吹き替えでお届けする、宇宙の運送業者とラジオをめぐるハートフルSFパニックコメディ!

▼ 日程
2/17(土) 18:00★/20:30★
2/18(日) 18:00/20:15
2/22(木) 19:30
2/23(金) 13:30/16:30/19:30
★ 上映後に斉藤百香の舞台挨拶(約30分)を行います
※ 上映時間は約70分を予定しています
※ 開場時間は上映開始時間の30分前です

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