クレイジージャーニー騒動に思う~生き物はそんなに簡単につかまらない~

生き物を捕まえなきゃいけない、というミッションがあった人は誰でも感じるのですが、ドキュメンタリーにできるようにそんなにうまくは捕まらないのです。

何日かけても全く採れないということもあれば、逆にあっさりと規定数が採れてしまうということもあります。

だから、ある程度生き物を採ったことがある人なら、動物捕獲ものの番組はたいてい演出があるのだなと思っているはずです。

テレビ制作も営利的なものですから、最小の努力で最大の成果を上げたいもの。だから、ああいうワイルド系のドキュメンタリーはある程度演出があるよ、という前提にしてしまえば、作る方も見る方も気持ちが楽なんじゃないかと思います。

そんなことを思いながら、思い出した本が一冊あります。

この本、ヘビ好きに限らず、生き物好きの人には絶対読んでもらいたい本なのだけど。

また、センター試験と京大の二次試験の生物に出てきた題材でもあるので、生物受験するすべての受験生に勧めたい本でもあります。

この本で右利きのヘビ(イワサキセダカヘビ)を捕獲するのですが、最初は捕まらず、購入したというようなエピソードが出てきます。

なので、本当に生き物は思うように捕まりません。

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