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FutureFrontwomen 2018LA研修 参加者レポート(前編)

こんばんは。2018年のFutureFrontwomen 2018 のプログラムに参加させて頂いた、山岡優子です。

2016年プログラム参加者の黒田さんに続きまして、2018年のプログラムを振り返りたいと思います。(私も4年前の事なので時系列などは記憶を辿りながら書かせてもらいたいと思います。が、刺激的な事ばかりだったので、シーンは鮮明に今でも覚えている事ばかりです。

2018プログラムの概要

このプログラムの参加者は私を含めた2名でした。現地での行動は、プログラム主催者の梶川さん(Next Big Pivot 代表理事/ Her Pivot ディレクター)含めて3名だったので、臨機応変に行動でき、すごくよかったです。

参加者の2人ともに当時アメリカで大学生をしていたため、LA現地集合の現地解散という形でした。

事前に決まっていた予定はMLSのLA Galaxyでのインタビュー、NBA Caresの社会貢献活動(毎回金曜に実施)への参加と、Lakers Youth Foundationのバスケットボールクリニックへの訪問くらいでした。

その他は、その場その場で飛び込みでインタビューをしたり、そのインタビューした方にどなたかインタビュー可能な方を繋いで頂いたりと、現場でどんどん予定が埋まっていくような形でした。

2/14  女性を応援する文化を体感

到着後すぐに、元NBA選手バロン・デイビス氏主催の、スポーツ・エンターテイメント・テクノロジーの前線で働く女性の活躍を祝うNBA All-Star WeekendのキックオフイベントBig Love Fest Valentine’s Day Luncheon に参加しました。

女性活躍支援のパーティを主催したバロン・デイビス氏

私の中では、ここでのインタビューが一番大変でした。パーティー型のイベントで、自ら話しかけて、インタビューの時間を頂く。経験の少ない私には、すごくハードルが高かったです。

お話を聞きたい方々は特別ゲストで、たくさんの人たちが周りにずっといたので、タイミングを見て話しかけるのが難しく、パーティーが落ち着くまで、お話を聞くことができませんでした。

でも、実際に話かけると、BGMが鳴り響くパーティー会場で、拙い英語を話す私の話を真剣に聞いて下さり、貴重なお話だけでなく、アドバイスまでくださいました。

現地で女性リーダーに直接交渉しアドバイスを頂く

やはり、最前線で活躍する女性だからこそ、「私はこれから頑張りたいからお話を聞かせてください!」というお願いに、真摯に向き合ってくださったのだと思います。women empowerment(女性の応援)が文化としてすでに根付いているのだなと実感しました。

特に印象に残っている言葉は、LAスパークス(WNBAのチーム)の当時COOが下さったこのアドバイスです。

常に期待されているラインを超える準備をしていく、誰よりも一番勉強していくことで、性別に関わらず、仕事の質で認められる。周りも認めざるを得ない。また、その努力を続けていくことで、上司に女性だからなどと言われた時には同僚がサポートしてくれることになる

この言葉に感銘をうけ、プログラム終了後も意識して自分の活動に活かしています。

学校の授業の関係でこの日の夜に到着したもう一人の参加者と合流し、夜ご飯はホテル近くの日本食レストランで食べました。

2/15    夢に一歩近づいた日

この日は午前中にLA Galaxyのフロントオフィスから4名の女性の方々にお話を聞き、その後StubHub Centerのツアーをしていただきました。
午後はUCLAへ行き、Hall of Fame Museumを訪問。その後、UCLAのバスケットボールの試合を観戦しました。

私自身、MLSで働きたいという夢を持って渡米したということもあり、チームで働くためのアドバイスや最前線で活躍されている女性に会い、お話を伺いました。自分のビジョンを具体的にそして現実的に考えイメージするきっかけになり、夢に一歩近づいた気がしました。

LAギャラクシー(MLS)ではスタジアムツアーと女性リーダーとのパネルに参加

たくさん為になるアドバイスを頂いた中で、特に心に残っているのは、

自分にはまだ少しレベルの高い仕事や役職だと思っても、恐れずに引き受ける。そして、引き受けたからには誰よりも努力し、誰よりも一生懸命に働く。そうすることで、自分のレベルアップにも、さらに自信にも繋がる。

ということと、

「学生のうちは出来るだけ色んな経験をし、忙しくする。」

ということでした。元々、様々なことに挑戦し、新しい経験をすることが好きなので、これを続けていくことは間違っていないと背中を押していただけました。今でも時間を見つけ、ボランティアなどするように心がけています。

この日の午後はUCLAを訪問し、ショップやミュージアムを満喫してから、夜はホームゲームを観戦しました。

多くの有名アスリートを輩出するUCLAのミュージアムはUCLAの学生だけではなく、一般の人も無料で入場できるのが意外でした。卒業生でプロとして活躍した人たちの写真がユニフォームやストーリー付きで展示されていたので、とても見る価値のあるものだなと思いました。

大学内のブックストア(大学生協の様なもの)にも行きましたがさすが有名校なだけあって、学生以外の人で混雑していました。一大学としてだけでなく、一つのブランドとして確立されているなと実感しました。その後はバスケットボールの試合を観戦しました。アリーナの規模も観客の数や盛り上がり方もプロスポーツと差がなく、アメリカでの大学スポーツの人気とスポーツにかける力の入れ具合が一目でわかりました。




前編はここまで。
後編ではNBA Cares All-Star Day of Serviceやバスケットボールクリニックへ参加した時の様子や、私がプログラムを通して感じたことをレポート予定です。

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