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第14回:ベトナム旅行は、思い出を振りかえるまでが「旅」!

10月になると、中国は国慶節という、1週間ほどの連休があります。
中国の人々は、里帰りより旅行や食事など、家族や友人と過ごすようです。
ヤマダ家は、チラシを見てパックツアー「ダナン(ベトナムの海リゾート)」に行くことに。
結婚以来、ひたすら里帰りだった我が家の連休。
夫の今まではなかった選択のおかげで新しい経験ができました。

ベトナムはこの時期台風が多く、滞在中は終始ぐずついた天気。
昼間の気温は28度前後。
こどもたちは小雨でも朝からホテルの屋外プールにドボン!
それから午前中でプールを切り上げ、ベトナム観光に出発します。

行先はダナンで人気のカフェ、マーケット、仏閣、古都ホイアン。
ダナン周辺は外国人が多く、中国人が目立ちますが、韓国、欧米系などいろんな外国人観光客を見かけます。
ヤマダが接したベトナムの方は簡単な英単語を話せる人が多かったですが、言葉が通じなくてもOK!電卓、翻訳アプリ、ジェスチャー、メニューの多言語表記などなどごく自然に活用され、観光客は不自由なく過ごせます。

古都ホイアンが特によかった。
ダナンからタクシーで20分ほどにある古都ホイアン。
ホイアンまでの大きな道は、ビルも交差する道も信号もまばら。
道沿いにあばら屋のような一軒家が並び、生活感にあふれています。
途中、田んぼに牛がのしのしと歩いているのは、のんびりして好きです。

ホイアンに着いて、ボトルシップのお土産屋さんに立ち寄りました。
デニムにTシャツの細身の人の後ろ姿が見え、小柄でしなやかな様子。
なんとなく物腰が気になって目で追うヤマダ。

その人が振り向くと、一目で脳裏に焼き付く濃いメイク。
「女子力を兼ね揃えた男子」でした。
「どこからきたの?」と話しかけられ、しっかりと目線を合わせて会話する。わずかな時間でもスローモーションのように観察できる。唇がうごくだけでも、立体感がよくわかる。まばたきするだけでも妖艶。

やりとりをしていると、彼女は近所のレザー用品店のオーナー。
キャラまで濃い!!
ムスメには日本語で「カワイイね~」と。
お?ムスメ、めっちゃ喜んでる!!どうした??
という感じで、現地の方と濃い時間を過ごすことができました。
このお姉さんに会いにベトナム来たわけではないけど、今のリアルなベトナムに触れたような感覚です。

ホイアンは、ガイドマップには数ページしか載っていなくて、
こんなに景色もみやげ物や飲食店が充実した観光地だとは知りませんでした。もちろん、道中の景色も、女子力が高いレザー用品店のオーナーも、載っていない。

こんな旅もよかったなあと帰国して思い出すと、ふと疑問が…。

出会ったベトナム人が比較的若かった。ホテルスタッフも、タクシードライバーも、お店の店員さんもオジサン、オバサンというよりは、お兄さん、お姉さんという感じ。事実を確かめたくなりネットで「ベトナムの人口比率」を検索。

■ジェトロハノイベトナム一般概要より 
ベトナム一般概況~数字で見るベトナム経済~
日本や中国とは違い、なだらかな山形。ふむふむ。。

ほかにもネットには、こんな記事もある。
■ニューズウィーク(日本版)より
ベトナムを襲う急速高齢化の危機
ヤマダはベトナムは若い人の国の印象があったけど、高齢化が社会問題なのか。なるほど。こうすると、またベトナムの印象ががガラリと変わる。
いろんな側面があるということだと思う。

いや、それにしても、あのお姉さん、濃かった。

【コラムライター紹介】ヤマダ
2015年藤枝市で開催された、女性起業家講座を受講、講座の内容とドラミ老師の考えに感化されドラミ老師のカバン持ちを志願するが失敗。以降、ドラミ老師の追っかけをするかのようにハーサイズに入会。
ハーサイズのセミナー会員を経て、サポート会員2期目突入した、上海在住の専業主婦。既婚、二児の母であるが未だ、人生モヤモヤ中。将来の夢は、面白く稼いで、夫をひざまづかせること。

一般社団法人ハーサイズ(浜松市女性起業家支援団体)
WEB:www.hersize.jimdo.com/ FBページ:www.facebook.com/hersize