荷物が送れない。

荷物が送れない。

送らなきゃいけない荷物があるのに、いざ送るとなると「どこにだせば安い」だの、「梱包を小さくするには」だの、余計なことを考えては送るタイミングを逃し「もう今日は間に合わない。じゃあ明日」となって、そしてまた同じ日を繰り返す。

今日はクライアントさんに「送れなかったので持ち込みします…」と言ったら「ヒグチさん…苦手過ぎる…!」と言われる始末だった。

そして、なぜか「持ち込みなら、なんの負担もなく出来る」のである。

自分でも大変謎である。

私はADDという発達障害を持っており、最近そのあたりの障害特性も周知されるようになったので、自分でも「なるほどこれは障害特性なのですね。ふむふむ。」なんて思うけど、「ふむふむ」じゃねーよ…!って気持ちになる。

最近配送料が高くなり、製造業に携わる身としては、金額アップは妥当とはいえ、かなり厳しいものがある。

正直、「配送料払うなら、いっそ自分が届けた方が…」という気持ちになることがある。

しかし、それは私自身の時給を全く換算していない話なのである。

フリーランスとしてはしちゃいけない行為だ。

そして「自分が届けた方がいい」と思う背景には、どうも「自分の手で渡さないとなんか不安」とどこかで思っていることに気付いた。

私は人間不信なところがあり、人に預けるのが苦手で、そして無駄に責任感も強い(強くても出来るのはまた別なのです…)。

これは全く精神衛生的にはよくない気質を持っている。

最近その自分を蝕む自分の気質を痛感しているわけだが、しかしまぁ35歳まで積み上げてしまったものだ。

なかなか寛解の道のりは遠い。

責任感の強さというのは、なかなか改善出来ないものだし、そもそも責任感がなくなってしまうのもまた問題だ。

とにかくもう少し「他人に預けられる」ようにならないといけないと最近思う。

これは何も荷物を送るに限った話ではない。

さて、クライアントさんに「コンビニいくついでに出せばいいんだよ!」と言われた。

そうなのだ、コンビニは、やれ「お菓子食べたい」だの「コーヒー飲みたい」だの、しょっちゅういくんだから、コンビニと荷物の発送をセットにすればいいのだ、と気づいた。

ということでコンビニ行ってきます。

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