同居人のいる生活
原則在宅勤務ってやつになって約1か月、私にとっては思わぬ副産物がある。
諸般の事情から同居と程遠い、ほぼ1人暮らしといって差し支えないレベルの生活をし続けていたが、この波のせいで、名実ともに同居といえるレベルが初めて達成された。
共に生活をするということに、恐らく私はいまだに何の覚悟も思いやりもない。ただただ、目の前の生活をするという事実、他人とご飯を食べていくという事実に押し流されている。
正直なところ、まめに家事をするというのは苦手だ。自分の気が悪くならない程度に、散らかっていなければよいと思うタイプだし、健康と精神上の満足度を損なわないレベルの食が営めればいいと思っている。その前提は共有できているとはいえ、食と洗濯だけは待ってくれないということをひしひしと感じる。
品数をそろえようとする試みは3日で挫折した。作り置き・下ごしらえで頻度を減らそうとしたが、下ごしらえをするというストレスが半端なくてやめた。結局なんだかんだで、毎日何かしら(○○を炒めた、○○を煮た、そんなレベル)を作って、ちょっとずつ使いまわす、そんな生活だ。
始めて1週間くらいで一度放棄した。だが、自分の食べたいものが食べたい、そこそこの健康を維持しておきたい、甘いものが欲しいetc...圧倒的に食に対する「関心」があるのは私のほうなので、なんやかんや作っているし、買い物に行ってる。
何か変化があったかと言われれば、最初は肩に力が入ってたなと思う。○○しなきゃみたいな、そんな気持ち。今はその時よりは適当になったかなと思う。1~2品あればいいやって思ってるし、投げるとこは学習してもらってるし。
未だに家族というものが分からないが、そんなにストレスもためずに、ちゃんと生きているからOK。
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