転職1か月記

新天地で1か月。感じたことをつらつらと残しておく。

すべてがゼロに戻る

今までの仕事がいかに今までの信頼と常識の上に築いてきたものかを実感する。信用もゼロ(勿論相手からの期待がないという意味ではないが)、実績もゼロから再構築すること、今の職責で期待される知識・習慣を身につけることが最初の仕事だと割り切るようになった。逆に、今まであまりにも相手に期待していない自分の心の冷え具合も自覚した。周囲がめちゃくちゃ優しくて不自由ないか気を遣ってくれてオロオロしているのが本音だ。

良かれと思った習慣から足を洗う

今まで、見知らぬところから火の粉が降りかかることが多すぎるせいか、見知らぬところをチェックして事前に予防しようとする癖がついていた。メールチェック・資料チェックetcetc、その組織や周辺の情報を集めたがった。だが、今はそれをしなくてもいいのでは、自分に与えられてる時間はそこに費やさなくてもいいのではと感じる。それは、チームの意思決定層がちゃんと意思決定をしようとしている様を確認した結果、今の自分への期待値を勘案した結果、今はそこに自分の力を注がなくてもいい、1メンバとしての自立だけに力を注げばいいと判断した。

地固めと自分を生かす道

繰り返しになるが、今は1メンバとしての職務に注力すればいい。そう思えるのは幸せだなと思うし、それを望んでもいたのだが、少しばかりの寂しさというか物足りなさもある。これは自分の性格であり生きる道それ自体の問題だ。期待されるレベルでいいじゃなくて、自分で課題を立てて物事を動かしたいというのは、どうしようもない性だ。だが今はその時ではない、無理にそれを貫いてもいい結果は得られないので、きちんと段階を踏むことにした。ちゃんと自分の性質を仕事でアピールしつつ、ちょっとずつかかわってみたい方向にチャレンジできるようにするのが、今のところの目標である。

今のところ、自分がかかわっているソリューションにも意義を感じるし、今のチームにも取り組むであろう大きな課題も、既に積みあがっているノウハウもあるので、いい具合に存在感を出せればなと思う。

余談ながら、早起き早寝が習慣づきつつあるのは思わぬ収穫だが、平日夜に人とかかわるのが難しいのも事実...早めの時間帯であればちょっとは顔を出したいのだが...

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