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アタマが休まる場所

 アタマの疲れを取るには身体を動かすことが一番簡単で副作用もありません。アタマの疲れというのは、仕事をし過ぎというわけではなく、余計なことを考えすぎという意味の疲れです。

 身体を動かしたいということもあり、私はお寺に自分の足で訪問する機会を自分で増やしました。勤務時間内ではありますが、仕事仕事!とも特に思わず気が向いた時に訪問します。

 そしてその気が向くときというのは、アタマが疲れていてやる気も起きず、新しいことも考え出せず八方塞がりになっている状態の時です。ついでに言うとまだ自力で動こうとする気力が残っている状態で、だから出かけよう!と思えるわけです。まだ救いようのある状態にあると言えます。

 そしてお寺に着くまでの移動中に、すでに心が浄化され始めているかのような、淀んでいた気分がなぜかすっきりし始めているのです(病院に着いたら腹痛がなくなっていた、みたいな現象です)。

 お坊さんに悩みを聞いてほしいとか、仕事をする上でのヒントがほしいというように、明確な目的は、実はいつも持っていません。勤務時間内に動いているので、怒られてしまいそうですが…

 ただ、別の場所に身をおきたいということ、お顔を見てお話がしたいということだけははっきりしていて、何を話すかは特に決めず、その時自然に湧いて出る自分の考えや気持ちに期待します。

 どんな人がHey!Bouzを使ってみようと思うのか?このサービスのいちばんの魅力は何なのか?ずっと考え続けていて、はっきりした答えは出ません。

 このサービスを宣伝したり人に紹介するためには、わかりやすい言葉や数字を用意しておくべきなのかもしれませんが、何だか考えることに疲れてきてしまいました。そして言葉を発するたび、「何か違う」という違和感が常につきまといます。

 このことは考え続けなければならないことなのですが、「〜ならない」と思うだけで辛くなります。もしかしたらそんなに考えなくても良いことなのかもしれません。

 こんな感じでアタマが疲れてきたときに、「お寺に行こう!」と私は思いつきます。

 運営担当のくせになんて頼りないんだ、社会人として甘過ぎる!という声がどこかから聞こえてきそうです。

 これも考え過ぎなのでしょうか…。


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