すごい話 桂三枝 「礼儀とは、相手への好奇心から生まれる」雑誌プレジデント2019.4.29

『新婚さんいらしゃ!!.』という番組は、今年で49年目。同一司会者のトーク番組としては世界最長放送だそうで、ギネス世界記録にも認定されているらしい。

番組を見た人からは「毎回素人を相手に、よくあんなに面白い話を引き出
せますね」と言われるのですが、それは私が出演夫婦に対して、心から関心
と好奇心を持っているからなのでしょう。この番組を続ける中で、「礼儀とは、相手への好奇心から生まれる」と思うようになった

稲妻が走るかのような、一文。

それが自然にできるのは、恐らく私が落語家であることと関係があると思い
ます。落語というのは、市井の人の暮らしの中から面白さを見つけてネタにする芸能です。落語的な世の中の見方をすると、あらゆることに面白さを見つけることができる。「面白くない人」でも、その「面白くなさ」で面白くできるのですね。

「興味をもつこと」とは、自分との接点を探すことだと自分は考えます。

この人の話は、じぶんのビジネスに置き換えたら、新しい切り口が見出だせるんじゃないか。

自分と違う世代の趣味や流行を取り入れることができないか。

いま流行してるビジネスは自分たちの仕事に活かせないか。

現場で仕事していたころは、物流サービスやトヨタのTPSの本などをよく読みました。

いまは、YOUTUBERの物を買って、消費で終わらず、商品紹介しながらネタをつくる2毛作スタイルに感銘を受けています。

そのきっかけで、せっかく本を買うなら、YOUTUBEを見てるなら、ネタとして活かそうと思った次第。

これからも感銘をうけた人の言葉を記録していきます。

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