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同業者同士の付き合い(一本の電話をきっかけに)

独立された、家具製造の同業者さん。
以前勤めていた会社で取り引きがあった業者から、収納棚の別注を作ってほしいと相談されたそうなんですが、
「自分とこは作らんけん、話ば聞いてみらんね」
と、電話をいただきました。

これって、
以前勤めていた何十年と続く会社ではなく、独立された彼を訪ねて来られてるじゃないですか!
すごいなぁ~。

だって、業者さんは、彼に頼みたい、ってことですよね。
実際、原価計算から発注、製造とほとんど、すべてを把握されてたし。

んで、弊社、彼のお墨付きをいただき
(ごめんなさい。図々しいですね)

早速、打ち合わせをし、別注を受けることにしました。
しかも、
たくさんの物件をかかえている業者だということが分かり、

はて(・・?
今まで、何処に頼んでたの?
今まで頼んでいたところには、頼まないの?
今までどうやって、この量をこなしてたの?

と、突っ込みたくなる気持ちを抑え、
ありがたく、見積りや段取り、製作にと追われています。

図面を見ると、高さが2m40cm超えてるし、対応できる機械がないと作れないかな?
って、とこがあったり、納期が笑えないくらい急であったり。

最初の物件が無事終わり、
一本の電話のお礼をと、訪ねていくと、
「お互いさまだから。得手不得手もあるし」と笑って応対してくれました。
なんてイケメンなのかしら・・・




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