リクヴィール:フランスの最も美しい村シリーズ

画像1 リクヴィールは、コルマールにほど近い場所にあるコミューン。ウナヴィールに比べると観光地として人の出入りが多い印象を持ちました。またショッピングも楽しめます。
画像2 村の入り口が見えてきました。リクヴィールは中世の城壁に囲まれています。壁面に跳ね橋の痕跡があるのがわかります。
画像3 Dolderと呼ばれる監視塔。いまでこそモニュメントの一部ですが、アルザス地方の複雑な歴史と戦争の痕跡でもあります。
画像4 真っ青の空に真っ赤なファサッド。塔の下のアーチも見所のひとつです。
画像5 かなりの賑わい。この年の猛暑でテラスで冷たい飲み物とともに休憩している人が少なくありませんでした。カフェに入ると結構な値段になるので(チップも含めて)、水筒などは持参したほうがいいのですが、トイレの問題もあります。日本のように整備されていないので、カフェへの出費にはトイレ使用料も含まれている感覚。
画像6 食料品店をとったもの。店の看板(enseigneと呼ばれます。軒から吊るされている方です)に注目してください。店によって看板のモチーフが異なり、その美しさと歴史的価値から、これを見に来る人もいるそうです。
画像7 看板をもうひとつ。Coutelierと書いてあり、鉄を鍛えている職人が描かれています。ナイフ職人の看板です。このように看板のモチーフそのものが伝統工芸を表しています。
画像8 さらにもうひとつ。こちらはレストランなので、食事中の男性が描かれています。食卓にはクグロフのようなもの。なぜか女性が怒っているように見えます。またボウガンを構えた少年もいますね。こちらはレストランの名前(L'Arbaletrier)に由来します。
画像9 ワインの飲み比べができるバーが地下に降りるとあります。この日は暑すぎてお酒を飲む気分になれませんでした。
画像10 彩りが豊かなのに不思議と全体の調和が保てています。コロンバージュが家屋の目鼻立ちをくっきりさせて美しい。
画像11 アルザスの象徴コウノトリの看板です。入り口を飾る藤も素敵です。
画像12 写真に収まりきらない大きさ。藤の落とす陰がまた風流。
画像13 高齢者の方々が腰を休める場所が多いのがフランスを旅していて思うことです。人が憩う場所が意図的に設計されていて、人が中心にいると感じます。
画像14 村のすぐとなりには葡萄畑。小さな通りからの一枚。
画像15 奥まった場所にある細い通路。わたしはこういう通りを見ると探検せずにはいられません。みなさんはどうでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?