美容室苦手な人、案外いらっしゃるのだと
思います。

なんとなく、
気恥ずかしい、
話すのが苦手、
昔、嫌な目にあったから

など、理由は様々だと思います。

最近、お客様から
ご家族が美容室で体験したことを聴かせて貰いました。

「担当してくれた人が、最初から最後まで
ほぼ、喋らなかった様で
どの様に対応したら良いのか分からなくて
困ってしまったみたい。
それ以来、美容室選びにとても慎重になっている。トラウマにならないといいのだけど。」

……とても、考えさせられる事例です。

美容師、美容室が求められることは
多岐に渡りますが
結果と経過の総合得点でジャッジされるのではないかと考えています。

出来上がったヘアスタイル(結果)
お客様は髪が伸び、次回のカットまで
しばらくはその結果と、過ごすことになります。

サロンで過ごした時間(経過)
1時間なり、2時間なり
サロンに滞在し、日常とは違う時間を過ごす
その時間が心地よいものであったか
満足いく時間であったか。
技術もですが美容師の人柄やサロンの雰囲気なども含まれます。

そのどちらに評価の比重があるか、は
人(お客様)それぞれであり、
気に入ればリピートし、
思ったのと違うかなと感じれば、新たなサロンを探す。

美容師、美容室側はサービスの提供の対価として
料金をいただきます。
サロンのポリシー、美容師のポリシー
色々にあるでしょう。

ただ、お客様の中に不安や不快感
なんか、しんどい時間だったな
と感じさせてしまうことが増えると
美容師、美容室全体が
"ちょっと苦手な場所"となってしまいます。

お客様から聴かせていただいたことから
美容師とは何か
仕事とは何か
考えさせて貰います。

美容室好き！は増やしたい！
美容室苦手、は少しでも減らしたい！


Aya Horiguchi