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眠らない国・アルゼンチン

アルゼンチンの首都、
ブエノスアイレスに駐在していた頃、
夕食時間の基本は20:00以降でした。

というのも、レストランが20:00にならないと開かないのです。

時間になるまでは、
みんなクラフトビールのお店で、飲みながら時間をつぶします。
食前酒の文化は、スペイン植民地時代の名残かもしれません。

20:00に到着しても、
お店が準備できていないこともあるので、気長に待ちましょう。

店員さんもとってもスローなので、
3コース料理などを頼むととんでもなく時間がかかります。

昔、10人で入店したことがあったのですが、
20:00に入店して、
21:30頃に前菜が出て、
23:00頃にメインコース
24:00頃にデザートがきて、
深夜1:00頃にやっとコーヒー。

会計がなかなか終わらず、2:00の退店。

翌日も仕事があるというのに、みんなとてもゆったりしています。
元気な人は踊りに行ったり、飲み直したり。

翌日9:00からの仕事に遅れようと、
プライベートライフを優先する国アルゼンチン。

日本と足して割ったらちょうど良いかもしれません。

23:00には眠りたい日本人より

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