LINEヤフー Agile「LeSSの夜明け〜Good morning!〜」#2 東京編参加しました

11/22に行われたイベント「LeSSの夜明け〜Good morning!〜」に参加しました。先だって大阪でも10/27に同様のイベントが行わたようですが、東京開催のちょっとしたメモを残したいと思います。
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場所はLINEヤフーさんの社内にあるセミナールーム。イベントなどでもしばしば使われている会場ですね。私は2回目でした。
会場に入ると、すでに先に来ていた人が酒(クラフトビール)を飲みながら歓談状態。先に酒を入れるパターンは初だったので、ちょっとびっくりしました。

会場は作りとしては、前方に椅子だけゾーン、後方にテーブルが12個(くらい)があり、テーブルには付箋やペンがおいていありました。(参加者が自発的にゲストカードに名前を張り付けていたのは、アジャイルイベントぽさを感じたところです。)

時間になると、LINEヤフーの長岡さんしきりにより、Odd-dの江端さんよりオープニングトークが始まりました。以下は箇条書き纏めます。ちなみに、LINEヤフーAgileは、LINEヤフーさんのAgile関連のイベントを行うコミュニティぽい。今回は江端さんが立ち上げるLeSSコミュニティの支援サポートという位置関係のようです。

江端さんのオープニングトーク

  • 江端さんは最近5キロ太った

  • LeSSを学習できる環境を作りたい

  • LeSSはスクラムをスケールするフレームという理解が一般的であるが、私の理解は異なる。スクラムを組織に入れることが完了したと言える状態がLeSS

  • クレイグラーマンのLeSSのクラスで3日間質問攻めにした。やな生徒と思われたが、最後には一緒に野球に見行くくらい仲良くなった

  • LeSSのやり方だけみると、他のスケールフレームと同じように見えるが、根本の部分は書籍では伝わらないと考えている。

  • 今回のイベントは来年からLeSSのコミュニティつくるよという宣言の場

  • 今日は、どうしたらLeSSを学べる環境が作れるのか聞きたいと思っている。LeSSのプラクティスの一つを使って、ワークショップ形式で進める。

  • 日本はScrum後進国と言われている。日本の生産性が低いとか言われないようにしていきたい

  • ひとりひとりがしっかり学べる環境を作りたい。5人でもよい。

  • コミュニティは2つある

  • LeSS morning

    • 毎月LeSSを勉強する環境を提供する。Onlineもあり。少なくとも3年はやろうと思う。

  • LeSS YOAKE

    • アジアでカンファレンスをする。中国、シンガポール、韓国、オーストラリアなど。一回目は日本で10月に実施する。

    • このなかで、アプリを作ってしまって、別のカンファレスに渡していくなんてこともやりたい。

  • 小手先のスクラム導入はよくある。これを打開したい。

  • 会計は明朗会計にする。収益もイベント内で上げられるようにもしたい。

ワークショップ

オープニングが終わると、ワークショップが開始。後方のテーブル12個に各6名ずつ。morningとYoakeに関するアイデアだしをする。最初は新規アイデア。時間で切って、テーブルを移動、移動先にアイデアを基にさらにアイデアを拡散させていくということをしました。飲食自由でパクつきながらどのテーブルも和やかにすすんでいるようでした。
何がLeSSのプラクティスか?という説明はありませんでしたが、各テーブルに当たる別のチームが作ったアイデアを見たり、そこから考えることで、組織全体の知識共有や、知識の拡張、学習が行われるように感じました。あるテーブルで得たアイデアを他のテーブルとガッチャンコするとか、SECIモデルぽくもあると感じました。

ワークを通して、でたアイデアがすべて実現するものではないですが、モノづくりなど、グローバルな形でビジネス的な目線を含めて学習できる環境ができるのかとワクワクしました。

余談ですが、大阪のワークの方がアイデア沢山でたそうですね、エバッキーに発破をかけられる東京勢。

ネットワーキング

ワークの後はネットワーキング。ネットワーキング前からずっと飲み食いしているのでシームレスにネットワーキングに。22時で一旦終わりになりましたが、有志で明け方まで飲んでいたそうです。私も行きたかったが体調悪く…
最後には誰かとバディを組んでください!とありました。みんなやっていたかは不明ですが、とりあえず、SNS交換しました。

まとめ、所感

私のお仕事的にもアジャイルやスクラムをお伝えすることがあるのですが、江端さんの言う通り、小手先適用がどうしても多くなってしまうし、うまくできても人数増えたり、コーチいなくなると戻ったり。。。こうなってしまうのは、組織や会社のこれまでの引力によるものも大きいかと思います。
新しいLeSSコミュニティは、今日感じたところ、組織や会社全体へインパクトを与える手法なのでは?という感覚もあるので、引き続き追っかけていきます。


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