忘れられない一口

どうも皆さん、未完です。

今日は少し思い出話をしてみようと思います。

皆さん、自分の人生の中で忘れることの出来ない食事の記憶ってありますか?僕は昨日食べた晩御飯すら思い出すのに少し時間がかかってしまいますw。しかし、僕の中にはいくつか忘れることの出来ない食事の記憶があります。つまり、忘れられない一口ですね。今日はその内の一口を紹介したいと思います。

その日、僕はみかん狩りに出かけていました。確か当時の僕は小学4、5年だったと思います。この日の僕は食欲のレベルがいつもより遥かに高まっている状態でした。なぜなら、大好物のみかんを好きなだけ食べれるからです。みかん狩り中はみかんが食べ放題なのです。高まらないわけがない!

みかん狩りが始まったと同時に僕は夢中になってみかん畑を走り回り、目に入った木からみかんを取って食べまくりました。するとおばあちゃんが僕に言いました。「未完(僕)、一番甘いみかんがなっている木を探しなさい。発見したらばあちゃんに言って!ばあちゃんがその木のみかんを全部取るから‼」と‼

この時に僕はみかん狩りの極意を知りました。

そしておばあちゃんの命令通り畑の木からみかんを一つ取っては食べる、一つ取っては食べるを繰り返し走り回る僕はあっという間に最高に甘いみかんを発見しました。面白いことに同じ木になるみかんの甘さはだいたい同じでほとんど同じぐらい甘いものがなります。そして隣近所の木になっているみかんも甘い確率が高いのです。やはり、場所が関係しているのですかね。不思議です。

おばあちゃんからの任務を速やかに達成した僕はみかん畑を探検すること見しました。みかんの発見は僕で家に持ち帰る用のみかんを取るのは大人の役目でした。身長がね……足りなかったの……高いところとどかない……。

と、まあいろいろあって探検をしていた僕。あっちに行ってはエネルギー補給と言ってみかんを取って食べて、そっちに行ってもみかんを取って食べて。どんなに走りまわっても右を見れば回復薬(みかん)、左を見ても回復薬(みかん)……。この時のぼくは無敵でした。

無敵状態で探検をしていた僕の鼻に飛び込んでくる匂いがありました。みかんの甘~い香りではありません。その匂いに意識を奪われた僕は自然と体を匂いがする方向へと動かしていました。どんどん匂いが強くなっていきました。そして匂いがピークに達したとき。目にその匂いの正体が飛び込んできました。

「さんまだ‼」それを見たぼくは叫んでいました‼

そこではみかん狩りに来たお客に無料でさんまや豚汁などをふるまっていました。匂いに引き寄せられた僕は「ください!」と迷うことなく声を上げました。「どうぞ」といっておばちゃんが紙皿に一匹塩焼きのさんまを載せて僕に手渡してくれました。もらったそばから何の迷いもなくさんまを一口ぱくり‼

この一口が忘れられない!

網焼きで焼かれ、魚とは思えないほどに脂がのり、たっぴり塩がふられて塩辛くってこれまでさんまを食べたことがあったはずなのに同じさんまとは思えないおいしさでした。おいしすぎて箸が止まりませんでした。そしていつもなら敬遠していたはらわたすらもおいしく感じたのです。この時、僕の味覚は大人の階段を一段上がりました。何もかもがおいしい。気か付くともらったさんまは真ん中の背骨だけを残してまさに漫画に出てくる様な状態で身という身が全て食べられた状態になっていました。

そして僕は家族の分を下さいといって四匹ほどそのさんまを追加でもらいそれをおばあちゃんたちに持っていきました。

今思い出してもあのおいしさは異常だったと思います。海が近くあったので新鮮なさんまが手に入っていたのか?みかんの食べ過ぎで体が塩気に反応したのか?理由がわからないのですがとにかくあのさんまの味が今でも忘れられないのです。この出来事があってからさんまが好きになったのですがどのさんまもあの時のさんまを超えることが出来ないのです。

忘れられない一口なんです!

皆さんにもありますか?

忘れられない一口が……。

僕にはあります。

願わくは一度でも多くこの一口に出会いたいものですね。

それでは今日はここまで、ごちそうさまでした。

もといw、ありがとうございます。

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感謝、感激、我、未完!
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未完日記

雑談やエッセイ、自分の考えていることなどの色々をまとめたモノです。
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