悩む研修講師

研修部署の責任者、従業員団体の責任者、趣味サークルの幹事長を責任感もなくやっている中年…

悩む研修講師

研修部署の責任者、従業員団体の責任者、趣味サークルの幹事長を責任感もなくやっている中年です

最近の記事

約束を守れない人にどう対応すればよいのか

企業の研修をしていて、特に若手に散見されるのは「約束を守れない」社員である 例えば、研修が予定されているが当日無断欠席する、納期を守れないなど 研修する立場からすると「約束を守ることはビジネスの場で当たり前のことである。約束というのは相手との契約であって、相手はその約束が成立する前提で動いている。だから約束を守らないということは、相手は前提と異なる対応を取らなければならない。これは迷惑をかけるということだ。いくら口先だけで良いコミュニケーションを取っていたとしても、約束を

    • インシビリティが日本の職場の問題になる可能性

      ◯◯ハラという言葉は日本の職場(とくにホワイトカラー)に浸透しているのではないだろうか ハラスメント防止はいきいきと働くことができなくなることを救うという点で重要なことである 一方で「インシビリティ」というのが、今後の日本の職場で問題となっていくのではないかと思う 「ハラスメントは減ったんだけれども、何か職場の雰囲気がよくない」 「うまく言葉に表せないんだけど、何か職場の関係が”繕い”っぽく感じる」 という方はご一読いただきたい インシビリティとはこちらの記事にあるよ

      • 相手の立場に立つとは?

        顧客視点とは? 「あなたは顧客視点に立ててない!」といった指導を聞いたことがある が、私はこの指導に違和感を感じている あえてここでは「顧客第一」とは異なる定義としておく それは何かというと、ひとつは「自分視点がある前提で顧客視点もある」ということだ もうひとつは「顧客」とはビジネスの取引相手だけでなく、広く自分と接することのある他人ということ 相手を思いやる気持ちを持つというのは、実はかなり難しいことだと感じている 人間は1日の生活をほとんど無意識で行っているらしい(

        • 利他的行動とは何か?

          仏教における菩薩は利他行という修行を行い、仏を目指す段階といわれる その菩薩の中にも52の段階があるらしい こちらの記事を見て、すごく腹落ち感があったので書きたい 私の周りには利他をめぐって大きく分けると2種類のタイプがいる 「利他的行動で幸せを感じる」と主張する人 何も言わないが、思い返せば利他的行動をしているなと改めて思う人 私が本当に信用できると思う人は後者である 「誰かのために何かをしている」というのは菩薩行でいうと位の低い段階でまだ煩悩が多い。 仏に近づ

        約束を守れない人にどう対応すればよいのか