ひーこ

ライター・編集者。平成生まれ。小学生の頃からインターネットにどっぷり。ボカロ・歌い手界…

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ライター・編集者。平成生まれ。小学生の頃からインターネットにどっぷり。ボカロ・歌い手界隈を中心にネット音楽シーンのインタビュー・ライブレポなど。書籍構成もちょっとだけ。Twitter:@hi_ko1208

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  • プレスラ部

    • 26本

    プレスラボで働くメンバーの、仕事noteやメンバーコラム、勉強会/イベントレポートなどをまとめるマガジンです。

最近の記事

2人で普通に楽しかった20代夫婦が、それでも子どもを産むことにした理由

子どもがほしかったのかどうか、今でもわからない 妊娠の報告をした後、兄に「もともと子どもほしかったんだっけ?」と聞かれた。それに対して出てきたのは「いや、特にそういうわけでは……」という曖昧な答えだった。 夫と付き合ってから結婚までに10年、一緒に住んでから1年半、子どもを持つ持たないについて、特段明確な意思を持ったことはなかった。「正直どちらでもいい、少なくとも今は」。そんな感じ。 幸い体にも大きなトラブルはなく、年齢的にもまだしばらくは健康な出産が可能であろうと思う

    • 2023年に担当した記事たち

      (敬称略) ■1月15日公開 花幽カノンインタビュー ■1月19日公開 超学生インタビュー(編集) ■1月30日公開 兎田ぺこら インタビュー部分構成+楽曲レビュー ■2月1日公開 星街すいせい オフィシャルライブレポート ■2月1日公開 いれいす・ないこ インタビュー  ■3月2日公開 あさぎーにょ インタビュー ■3月10日公開 ぬゆり×煮ル果実 対談 ■3月15日公開「FLYING POSTMAN PRESS別冊『holo*27 SPECIAL ISSU

      • 月に1回、大阪から東京に行って“息継ぎ”をする

        私は去年の頭から夫と大阪に住んでいて、月に1週間ほど、東京に滞在する生活を送っている。東京滞在中は実家を拠点としつつ、状況に応じてビジネスホテルなどを活用する形だ。 夫は就職を機に大阪に移っていたため、大学卒業後のしばらくは遠距離だった。「結婚=自分も引っ越し」と考えると、決断にはどうしても時間がかかった。 正直な所私は、東京でのライターや編集の仕事が楽しくて楽しくてたまらなかったのである。折しも新型コロナの流行を受け、ほとんどの取材がリモートに切り替わったこと。所属して

        • 2022年に担当した記事たち(随時更新)

          (敬称略) ■1月7日公開 HOLOSTARS 1st ACT 「JOURNEY to FIND STARS!!」オフィシャルレポート ■1月20・27日公開 いよわ 前後編(インタビュー) ■1月25日公開 大道シノヴ(インタビュー) ■2月4・6日公開 青道アカト 前後編 ■2月6日公開 ユプシロン(インタビュー) ■2月13日公開 音ノ瀬りず(インタビュー) ■2月16日公開 空白ごっこ(インタビュー) ■2月24日公開 にじさんじ・樋口楓(インタビュー

        2人で普通に楽しかった20代夫婦が、それでも子どもを産むことにした理由

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        記事

          最近のお仕事まとめ(大体11月後半~12月前半)

          ■<ライブレポート>LiSA、10周年の武道館公演で唱えた「最高に“今日もいい日だっ。”」(取材・執筆) Billboard JAPANさんからのご依頼で、LiSAさんソロデビュー10周年を記念する全国アリーナツアー【LiVE is Smile Always~LADYBUG~】、ファイナル武道館公演のレポートを執筆しました。もしかしたら今年初のライブ現地取材だったかもしれない、、、 ちなみにLiSAさんレポは春のアコースティックライブに引き続きでした! ■圧倒的パフォー

          最近のお仕事まとめ(大体11月後半~12月前半)

          元気な日が月に3日くらいしかない

          ここ数年、というか多分一人暮らしをするようになってから、体がわずかな環境の変化に敏感になった。家に一人でいると、他者にアンテナが集中することがないから、体の感覚をどんどん研ぎ澄ましていくのかもしれない。 あるときから、「頭痛ーる」をチェックするのが習慣になった。天気予報のような形で、気圧の変化を予告してくれるサービスだ。アプリもあるようだけど、私はなんとなくTwitterで見ている。 頭痛ーるによって気圧の変化が可視化されるようになって、どうやら自分は気圧の下がり始めに弱

          元気な日が月に3日くらいしかない

          最近のお仕事まとめ(大体10月後半~11月前半)

          ■12名のボカロPによる“コラボ”コンピ『キメラ』 3組のペアが語る「制作の裏側とボカロシーン」(取材・構成) 若手ボカロPの登竜門的イベント「The VOCALOID Collection」(通称ボカコレ)今回もお手伝いさせていただきました。 ・一二三×ピノキオピー ・ナユタン星人×Chinozo ・かいりきベア×Aqu3ra (敬略) というボカロP3組の対談を1本の記事にまとめた豪華な内容です。 もしよかったら、合わせて過去のボカコレ担当記事もよろしくお願いします

          最近のお仕事まとめ(大体10月後半~11月前半)

          プレスラボを卒業しました。

          こんにちは。編集プロダクション・プレスラボ所属の編集者として、そしてフリーのライターとして記事コンテンツの制作を生業にしていたひーこです。 昨日、9月30日をもってプレスラボを卒業いたしました。これからは完全フリーランスとして、個人で編集者・ライターの仕事をしていきます。 普段は取材記事ばかり書いていて、自分のことについての、いわゆるエッセイ的な文章を書くのはあまり得意ではありません。しかし人生にそう何度もない機会ですので、挨拶代わりにでも、今の気持ちを残しておこうかなと

          プレスラボを卒業しました。

          ライター・編集者のヒガキです【お引き受けできること/実績まとめ】

          9月末をもって、3年ちょっと在籍していた編集プロダクション・プレスラボから独立しました! 所属以来「会社で編集者、個人でフリーライター」という働き方を続けてきましたが、今年に入ってからやりたいことがどんどん広がり、また多くもなってきたので、会社を辞めてフルリソースで個人の仕事をしていこうと考えました。 今後はライターと編集を8:2くらいの割合でやっていけたらなと思っています。これまでお手伝いさせていただいた所はもちろん、これを機に新しい方ともお仕事をしてみたいなと思い、自

          ライター・編集者のヒガキです【お引き受けできること/実績まとめ】

          この物語は人間が作った――「風のクロノア」が小学生の私に教えてくれた”作り手”の存在

          まだ小学3年生だった私にとって、ゲームは「とても面白いおもちゃ」でしかなかった。仕組みはよくわからないけれど、ソフトを入れて横のスイッチを押せば、楽しい時間が始まる。 コミカルなキャラクターを操作して、ステージを進んでいくアクションゲームが好きだった。兄が持っていた、ドンキーコングやクラッシュバンディクーを借りてプレイしていた。 そうして毎日、1時間があっという間に過ぎていった。 ■生まれて初めて泣いたゲーム私の #心に残ったゲーム は、「風のクロノア」(PlaySta

          この物語は人間が作った――「風のクロノア」が小学生の私に教えてくれた”作り手”の存在

          ツイステイベント「星に願いを」考察と感想

          監督生のみなさん、毎日楽しくツイステッドワンダーランドをプレイしていますでしょうか。 現在ツイステでは、イベント「星に願いを」が開催されています。9月4日に後半ストーリー(+リズミックHARD)が配信されましたね。 今回のイベントはツイステ全体の物語を読み解くにあたって、重要と思われるポイントがいくつかありました。個人にできる範囲でまとめてみます。 ※完全ネタバレの内容※ となりますので、1クッション設けます。 (クッション代わりに筆者の自己紹介/飛ばして大丈夫です)

          ツイステイベント「星に願いを」考察と感想

          受託編集者の適性を決めるのは「どれだけ想像できるか」だと思う話+α

          こんにちは、プレスラボのひーこ(@hi_ko1208)です。 弊社所属の編集者となり、丸2年が過ぎました。社会人としてはまだまだ若造の年齢だと思いますが、少し前にメンバーがガラっと入れ替わったこともあって、社内では古株側になってしまいました。 入社して1年は必死でした。毎日毎日知らないことが起こり、不安だらけ。というのも、当時のプレスラボは経験者のみの採用でしたが、私が前職までで身に着けていたのはライター経験と制作ディレクター経験のみ。いずれも編集のお隣さんのような職種で

          受託編集者の適性を決めるのは「どれだけ想像できるか」だと思う話+α

          2020年のお仕事まとめ

          随時更新していきます! 2019年のお仕事はこちら。 ■テレビ出演1月16日(15日深夜)放送/BREAKOUT テレ朝系音楽番組『BREAKOUT』の『2020年 BREAKアーティスト特集』にて取材いただきました(!?) エンタメユニット「すとぷり」を中心に、ネット音楽シーン・配信者界隈の魅力についてお話ししました。 ■編集協力・書籍構成8月26日発売/『ここ日本言うてな』(著:カルマ)編集協力 ■インタビュー(以下敬称略) 1月14日掲載/Liyuu 2月

          2020年のお仕事まとめ

          3.タスクの優先順位 自分のライター人生を振り返る雑記

          第一回と第二回で一旦完結した感がありますが、どうも最近「文章を書きたい」欲が強くて。書けそうなテーマがないか考えていたら、「タスクの優先順位の付け方」これは自分の中で一定のルールがあり、文章化できそうだぞと思ったのでまとめます。 ▼第一回と第二回。 さて、ライターの仕事は大まかに下記の工程に分けられると思います。 A.営業:依頼への返事とか、見積もり出したりとか、抽象的な相談を具体的な案件にしたりとか。要は連絡業務。 B.取材準備:リサーチしたり質問項目作ったり。 C.

          3.タスクの優先順位 自分のライター人生を振り返る雑記

          2.仕事量の最適化 自分のライター人生を振り返る雑記

          前回のこちらの記事の続きです。 この内容を受けて、対策として行った3つの施策「アシスタントを雇う」「個人仕事の単価を決める」「会社の仕事を(一旦)減らす」についてお話ししていきます。引き続き今回も、自分の思考メモのような感じです。 まずは、私の現在の働き方です。多分これがわかってないと「???」になりそうなので。。↓ ■会社員として:受託編集者。オールジャンルでテキスト編集から漫画編集まで、なんでもやってます。産休中のメンバーを除くと、1番年下のくせに社歴が1番になって

          2.仕事量の最適化 自分のライター人生を振り返る雑記

          1.「質と量」の両立 自分のライター人生を振り返る雑記

          「質も量も」。明確にこの信念を持って働いてきました。理想論に思えますが、それぞれ意識する工程が違うので、実は両立できます。仕事を請けるときは量を第一優先にし、制作工程に入ってから質を第一優先にする感じです。 あとで質を担保すると自分に約束しながら、とにかく量を集める。社会人2年目で会社を辞めた私はこの精神で仕事を請け始め、思いの外肌に合っていたので、その後プレスラボという編プロに入って編集者になってからも副業のライターでこのスタイルを続けてきました。 というわけでまず、量

          1.「質と量」の両立 自分のライター人生を振り返る雑記