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褒められて嬉しかった話

2月も中盤になってきました。今週は季節外れの暖かさになるそうです。一気に春とはならなそうですが、季節は確実に進んでますね。
さて、今回は友人に褒められて嬉しかった話をしようと思います。
ただ感想を述べても仕方ないので、褒める際の言い回しだったりタイミングが秀逸で自分もできたらいいなと思ったのでシェアしていきます。


誕生日お祝い

この日は、友人の誕生日を祝おうということで私、友人、友人弟、友人娘の4人で食事に行った。友人は高校生の同級生でスナックでママをしている。
18,19歳から働いていて、一度結婚・出産で飲み屋からは卒業したものの子供も成長し、ひと段落してから復活している。
知り合いの居酒屋で美味しい料理をいただきながら会話に花を咲かせていた。
食事に誘ったのは私で、そのまま友人のスナックで飲むことになっていたので居酒屋は友人が払ってくれた。本人の誕生日なのに、しかも私が誘ったのに、、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちだった。

スナック移動

友人のスナックに移動して二次会スタート。通い慣れたスナックなのでとても居心地がいい。お客さんが増えてきて私の相手ができなくなっても特に気にすることなく過ごせる。

時間も次第に深くなっていく。そんな時知り合いの先輩2人が飲みに来た。
友人に「せっかくだから一緒に飲めばいいじゃん」と言われ一緒に飲むことになった。
楽しく飲みながら過ごしていると、1軒目の居酒屋の話になった。友人が「この人(私の事)すごいよ、今日行った居酒屋料理が出てくるのが少し遅くて、忘れた頃に出てくる料理もあったのよ。後半私たちはお腹もいっぱいで食べきれないと思ってたのに、この人は全部食べた。しかもお刺身についてる玉ねぎのスライスや小葱までかき集めて食べてた。ほんとすごい。」と。

本来は方言なのでニュアンスは少し違うところもあるがざっくり言うとそんな感じだった。
それは私に直接言ったのではなく、先輩2人に向けて言った言葉だった。

秀逸ポイント①具体的に褒める

人から褒められるって基本的に悪い気はしない。明らかにお世辞だろうと分かっていても嫌悪感は抱かないだろう。
かわいい、かっこいい、頭いい、いい匂い、面白い、優しいなどなど見た目から性格まで褒める言葉はたくさんある。だがどれも抽象的で印象には残りにくいのかなと思う。
友人は私の食事に対する姿勢を褒めた。
私はよっぽど食べられない量じゃなければ必ず全部食べるようにしている。
一人で食べる時はもちろんだが、二人またはそれ以上の人数で食事に行く時も自分のお腹に限界はあるものの残さず食べたいといつも思っている。
それは別に、「残さず食べる俺どう!?」というようなアピールではなく、料理を作ってくれた人への感謝を表現する一つの方法だと思うからである。
マイルールなので誰かに言うわけでもなく自分の中で勝手に決めている事だった。
褒められたいと思ってしているわけではない行為、でもそれを褒められたのはとても嬉しかった。

秀逸ポイント②本人ではなく第三者に言う

前にも述べているが、今回の件は私に直接「あんたってすごいね!」と褒められたわけではなく先輩を通して間接的に言われたことだった。
もちろん「あんた残さず全部食べて偉いね!」と褒められてたとしても嬉しかったんだと思う。だが第三者に「この人すごい」と間接的に褒められたときのあの感覚…お分かりいただけるだろうか。
明らかに後者の方が幸福度が高い。なぜかと言われてもうまく説明できない。みなさんにも同じような経験がきっとある。記憶に残っている褒められエピソードってきっとこんな感じなのだろう。そしてその言葉が自分の人生を支えてくれたりする。

誰に褒められるかも重要

今回、私の尊敬する友人から褒められたというのも嬉しかった一つの要因だ。スナックで飲みたくないお酒を飲む日もあるだろう。苦手なお客さんに笑顔で対応しなければいけない、仕事だから当然と言えばそこまでだが、誰にでもできる仕事じゃない。スタッフもいるため、売り上げももちろん上げなければいけない。
さらに、スナックには色々なお客さんが来る。年齢層も幅広い。きっといろんな人を見てきたことだろう。
そんな人から褒められたら嬉しいに決まっている。
今回の件で、自分が誰かを褒めた時に「この人から褒められた!嬉しい!」と思ってもらえるような人間でありたいと思った。そして私の事を褒めてくれた友人をがっかりさせないような人間でいられるように、日々成長していきたい。

みなさんの褒められエピソードも教えてほしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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