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京都へ行こう❣【246】

今回は、note仲間のリンクさんと『将軍家青龍殿』に行って来ました。
清水寺の4.6倍の広さの『大舞台』があります。

三条京阪から将軍塚青龍殿まで、土日祝と
桜のシーズン(3月25日〜4月2日)、GW、
紅葉のシーズン(11月3日〜12月3日)などは、
循環バスやピストンバスが運行されます。
料金は大人230円。

しかし、今回は徒歩で行きます!(健脚✧*。)
ルートは3つあり、①を選択❣
①円山公園の長楽寺横から登るコース
②粟田山荘横の道から尊勝院の境内を抜けて登るコース
③知恩院の大鐘楼の裏から登るコース

坂本龍馬と中岡慎太郎の像

3月18日撮影 

待ち合わせ場所は円山公園。
『祇園の夜桜(しだれ桜)』ならわかるのに、リンクさんは『坂本龍馬像』の前を希望。
公園の奥の方にあり、逆光でしたが初めて見た記念に撮影。

①のコースを選んだので『長楽寺』へと向かいます。

長楽寺の参道

パンフレットの表紙と同じアングル。
(パンフレットは紅葉の時期)

山門

この三門を見て、急遽拝観することになりました。805年に桓武天皇勅命により最澄を開基として創建されています。

受付

無人だったのでベルを押すと、すぐに係の方が出て来て対応してくれました。
拝観料は大人800円。
後から書院と庫裏が大改修工事中だと気付きます。

本堂

本堂の中にも入りましたが、撮影は不可。
奉納された絵が何点かありました。

建礼門院塔

平清盛の娘・建礼門院は『長楽寺』で出家しています。

梵鐘

『平家物語』の冒頭で有名な
『祇園精舎の鐘の聲 諸行無常の響きあり』
は、長楽寺の鐘を詠んだものと伝えられています。(諸説あります)

志納料として、一つき500円。
鐘をつかれる方は、横にある『釣鐘型お守り』を1つお持ち帰り下さいと書かれていました。
その鐘をつかれた方がいて、心地良い音が境内に響いていました。

平安の滝

滝といっても水量はかなり少なめです。
チョロチョロという感じ。
滝のまわりの石垣には、いくつもの『石仏』が
あります。

石仏郡

石仏のアップ。
中央あたりをよく見るとわかると思います。

収蔵庫

※ホームページより

一遍上人尊像【重要文化財】

※パンフレットより

収蔵庫には、時宗の宗祖 一遍上人尊像を含む
7体の像などが安置されています。

収蔵庫の先にある山道を登ると、墓所と市内を見渡せる絶景の場所があるようなのですが、
立入禁止でした。

相阿弥が『銀閣寺庭園の試作』として造られた庭園と書いてあり、楽しみにしていましたが、まわりが工事中で池の水も濁っています。
看板の奥に見えるのは、ブルーシート。

相阿弥が作庭した庭園

右側の建物は書院と思われますが、シートがかけられ工事中。ちょっとでもマシに見えるように、日の光が当たっている時に撮影。

長楽寺は、工事が終わった事を確認してから
拝観される事をおすすめします。

さて、ここから『将軍塚青龍殿』を目指して歩きます。ナビはリンクさんにお任せ状態。
長楽寺の山門横から『東屋』を通過し、『圓山聖天堂』までは順調だったんですけど、その先の道がわからなくなり、ちょっと見てくるわ!という感じで急な斜面を登り出すリンクさん。

私も続きます。途中まで登った所で、ちゃんとした道に出られることがわかり、必死で登りきります。ここで、かなり体力を消耗しました!
気を取り直して『東山山頂公園』の矢印を目指します。

私が事前に調べた時には、ゆっくり歩いて25分ぐらいと書いてありましたが、30分かかりました。リンクさん1人なら、もっと早く到着出来ていたはずです。

将軍塚青龍殿 福徳門

大日堂

こちらで受付。拝観料は大人600円。

この先に『青龍殿』と『大舞台』があります。

青龍殿

青龍殿は、『青蓮院門跡』の飛地境内となっています。

こちらが入り口。残念ながら内部撮影は不可。
部屋のまわりにだけ畳が敷かれていて、中央はフローリング。珍しいなぁと思って調べたら、『平安道場武徳殿』が移築されていました。
剣道の道場だった建物だとわかり、納得!

入り口から真っ直ぐ進むと、一番奥に青不動明王が祀られています。

青不動明王【国宝】

※ホームページより

青不動明王のご身体の色が青黒(しょうこく)な事から、通称『青不動』と呼ばれています。平安時代の中期に制作された絹本礼拝画像で、日本三大不動画のひとつです。
普段は複製品で、【国宝】は奥殿に安置されているそうです。

大舞台

大舞台は予想以上の広さ。京都市内を見渡せる大パノラマが広がります。

圧倒的なスケールに、歩いた疲れも吹っ飛びます。この日は風が強くて、舞台にいると少し寒く感じました。

この場所から『五山送り火』の『妙』『法』
『船形』『左大文字』『鳥居形』が見えます。

こちらが、今回のトップ写真です。

大舞台から見た青龍殿。
『天空のお堂』とも呼ばれています。

将軍塚

桓武天皇が平城京から平安京に遷都する際に、都の安泰を願い、高さ2.5mの将軍の像を土で
作り、鎧甲を着せ鉄の弓矢を持たせて塚に埋めたことから『将軍塚』と呼ばれています。

西展望台からの景色

青龍殿と将軍塚

こちらも絶景✧*。ズームにしてもボケるので、普通に京都タワーを撮影しました。
だから、めちゃくちゃ小さく写っています。

回遊式庭園

桜が満開の時に見て欲しいお庭です。
いつかリベンジしたい(*´艸`*)♡
ここ数年は中止されていますが、ライトアップも素敵です✧*。

※ホームページより

庭園入口

こちらの回遊式庭園には桜が約200本、紅葉が約220本も植えらています。

微妙にずらした『飛び石』の配置が絶妙!

琴線響魂

『お琴』がモチーフになっていて、石にいくつもの筋が入れられています。これは珍しい!

石灯籠

いろんな種類の石灯籠がありました。
右上は、お家の屋根のように見えます。

ハート形の模様がある石灯籠。
リンクさんが見つけて教えてくれました。

東屋

奥に見えるのが『将軍塚』です。
手前は小川だったようですが、水は流れていませんでした。

絶景ポイント①

絶景ポイントである丸い大きな飛び石があり、
そこから撮影した写真なんですけど、
桜が咲いたら絶景になるのかな?

リンクさんに絶景ポイントだと力説するも、『普通ですね!』と言われてしまった。
『無鄰菴』も『旧三井家 下鴨別邸』にも同じのがあったから間違ってないはずなんだけど。

絶景ポイント②

枯山水庭園

回遊式庭園のクライマックスは、枯山水庭園。中根金作が作庭したお庭を、将軍塚青龍殿の
大舞台建設のために、こちらに移動しています。(石組みは当時を再現)

ほぼ貸し切り状態で見れましたが、あるご夫婦がお庭の石組みに目を向ける事もなく、素通りされた事に衝撃を受けました💦
桜が咲いてなくても、ちょっとぐらいお庭に
興味を持って欲しかったなぁ。

私はお庭好きなので、この場所が一番ワクワクしました(*´艸`*)♡

桜が満開になったら、立ち止まって見てもらえるかな?

いかがでしたか?
行きは迷いましたが、帰りはスイスイ。
もう1人でも歩いて行けそうですが、皆さんにはバスをおすすめします。
翌日と翌々日の2日間、筋肉痛でした(笑)

桜の季節や秋は絶景だと思います。
しれっと秋の写真も載せておきます。

※ホームページより

そして、頑張って歩いた後のご褒美ランチは
こちら。

肉まぶし専門店  稀

黒毛和牛ひつまぶし(上)

①そのまま食べる
②薬味を入れたり、黒七味などをプラス
③出汁をかけて食べる

どの食べ方も美味しかったです。
リンクさん、ご馳走様でした♡♡♡

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