京都へ行こう❣【184】
今回は、建仁寺の塔頭『両足院』です。
通常非公開の寺院ですが、葉っぱが緑から白に変化する『半夏生(はんげしょう)』の開花に合わせた初夏の特別拝観に行って来ました。
(7月10日まで)
入り口
毘沙門天堂
入ってすぐ左側に『毘沙門天堂』があります。
毘沙門天が現れたのが、寅年の寅日、寅の刻であったことから、寅は毘沙門天の使いとされています。だから狛犬ではなく狛寅。
手水舎
拝観料は、1000円。
受付で拝観順路の説明があります。
『半夏生の庭』は歩いて見てまわれるので、
靴はビニール袋に入れて持ち歩きます。
蹲踞(つくばい)
入ってすぐの蹲踞の水がめちゃくちゃ綺麗✧*。
閼伽井庭
ぐるっと一筆書きしたようなシンプルな砂紋。
別の砂紋の写真を見た事があるので、定期的に変えられているようです。
唐門前庭
唐門の扉が開いているので、中に入ってみました。白砂と苔が美しいお庭です。
高麗門(大門)
唐門
唐門前には『立砂』があります。
上賀茂神社の立砂よりは、なだらかな感じ。
丸窓
墓参道
方丈前庭の一番奥に、お墓へと続く参道があります。その手前にあった手水鉢がこちら。
方丈
墓参道を左に曲がるとこんな感じ。
心地よい風を感じながら、ゆっくり景色を楽しみます。石橋と植物の影を撮った1枚。
石塔
『京都へ行こう❣階段スペシャルパート3』のために、階段は積極的に撮ります(*´艸`*)♡
書院 半夏生の庭【京都府指定名勝】
書院前には池泉回遊式庭園の『半夏生の庭』があります。この池は、鶴が翼を広げたような形をしています。
蹲踞(つくばい)
茶室が二つあるので、蹲踞と石灯籠も二つずつあります。
茶室『水月亭』
『水月亭』は、愛知県犬山市にある【国宝】の茶室『如庵』を真似ているそうです。
茶室『臨池亭』
半夏生の白い葉っぱを見てもらいたかったので
今回のトップ写真はこちら。
臨池亭の内部は撮影禁止だったので、遠くから撮影しました。
中門(数寄屋門)
方丈前庭
桃山時代に作庭された、苔地に松や石組みを
配した枯山水庭園です。
方丈
現在は、坐禅会や美術品の展示などにも使用
されています。
ぐるっと一周したので、方丈の中へ入ります。
汎下生(半夏生)観音図
半夏生が白く変化していく姿と、観音様が変身されるイメージを重ねて描かれています。
二つの茶室
書院からの眺め
先ほど、この飛び石の上を歩いてきました。
時計とは逆まわりの一方通行です。
いかがでしたか?
葉っぱが白くなる半夏生を見るのは初めて。
ゆっくり自分のペースで見ながら撮影が出来た
ので大満足です♡♡♡
半夏生の庭の美しさに感動✧*。
やっぱり落ち着いて見れるお庭が一番!
超おすすめの寺院です。
最後までお読み下さりありがとうございます❣