めぐみん

花冷えってやつだね。

こっちも不意打ちのような気候に、冬物が、タンスをいったり来たりしてます。

この間、背伸びして、お客様に「今日は花冷えですね」っていったら、

「ねぇちゃん、花冷えってどういう花や？」って問い返されて、

「え…っと」って恥ずかしくなったわ。

分からないから調べて、お帰りの際に報告、

桜の花の咲く季節に、急に何日か季節が戻ったように冷えることを言うんだって。

花は桜だったんやね。

素直に調べたと白状したら、笑ってはったわ。

めぐみんらしい花の生けかただね。

素直で綺麗。

畑、いいね。なんか土の匂いがするめぐみん、似合うな。

その伸び伸びした感性を、自然なら優しく受け止めてさらに、輝かせてくれる気がする。

めぐみんの作ったものが食べてみたいもん。

うちはちびがどんどん変わっていって、今慣れない、お母さんを今さら、やっているところ。

彼女なりのペースや気持ちや譲れないことを

どうやって尊重しながら、

分刻みの日常を過ごしていけばいいのだろうって。

あーしなさい、こうしなさい、

と命令口調の自分に嫌気がさしてね。ちびが、一年生になって、

母もようやくスタートした感じ。

放っておいても、育っていくもの

風避けになりながら、守るもの

そこのところの使い分けというか線引きが難しい。

ユーチューブどれだけ見るかとか

歯磨きは自分でするとか

学校の用意はすぐにやるか、

とか

どれも大したことではないのだけれど。

しょうもないことの積み重ねで

日常が繋がっていくんだなと

ふと立ち止まると、今がまた、

大事になる。

めぐみんの今がいっぱい温かいものでありますように