火鉢

色々考えて、文章にすることが趣味。

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最近の記事

マーク・トウェイン著、中野好夫訳『人間とは何か』岩波文庫赤、311-3

 人間は自由に振る舞っているのだろうか。  これは愚問のように思われるかもしれない。王政から民主制、階級社会から自由な職業選択の時代、一国経済からグローバル経済へ、と人類は自由を求めて、様々な障害を解消してきた。現在の気候変動においても、結局人類が好き勝手に経済活動を行ってきた結果である。これらを考慮しても、人間は自由に振る舞っていないといえるのだろうか?  この本の中では、人間の自由意志は一貫して否定される。本の構造としては、老人と若者の対話という形式を取っている。若者が

    • 親友の話

      前回どちらかというと好きでない人の話をしたので、今回は私の親友について書くことにする。 私と親友は、高校生の時出会った。最初は特に印象はなく、無垢な人だなというだけだった。向こうから話しかけてくれることが多く、それでだんだん話すようになった。 彼女は運がない。多分周りを気にしすぎて、自分を出せないことが多いからだと思う。よく人に翻弄されている。 私は逆だから、彼女を見ていると、何でそうなるんだ?と思うことはたくさんある。最初はあまり理解できなかった。今でも理解できてないかも

      • たまに思い出す人

        たまに高校まで+数年くらいの、比較的長い付き合いだった友人を思い出す。彼女は要領がよくて、空気を読むのが上手い。私にはない能力だからうらやましかった。状況が変わらないのならば、今も声優とか芸能関係で頑張ってるのだと思う。 その人とは会うのを一切止めている。誘われて、予約までしてくれたサシ飲みを、ドタキャンしてそれっきり。もう人生が交わることはないと思う。なぜそうしたのかというと、それは小学生の時に遡る。 自分から持ち掛けてきた悪口(着ている服がダサいとかそんなんだったと思う

        • 約2ヶ月後のポトス

          ポトスを購入してから約2か月が経過した。 今まで知らなかったけど、ポトスってめちゃくちゃ成長する。 葉っぱがどんどん増えていく。縦に伸びるというより、横にどんどん増え、伸びていく。増え方は、茎から新しい茎がクローンのように生えてくる。そして新しい茎からまた新しいのが生えてくる。幽体離脱みたいな増え方。 ネットで調べたところ、栄養剤も一応与えた方がいいっぽかったので、とりあえず刺してみる。写真の栄養剤は2本目だ。 1本目は2~3日で空になってしまってビビった。あれは気圧とか

        マーク・トウェイン著、中野好夫訳『人間とは何か』岩波文庫赤、311-3

          後輩の誕生日

          今日は後輩の誕生日だった。静電気防止ブレスレット兼へアゴムと、猫と犬をモチーフにしたティーバッグをあげた。 実は後輩にプレゼントを贈るのは初めてだ。だから相当迷った。雑貨屋でうろうろしながら、プレゼントの選択肢を絞りこむために、後輩に関する情報を総動員した。 実は後輩との関係は発展途上である。彼女は広く浅く話すタイプで、それほどおしゃべりが苦痛ではないと思う。ただ、初対面の人にぐいぐい行くタイプでもない。コミュニケーションの型は、私と似ているかもしれない。1つのテーマに対

          後輩の誕生日

          ポトス購入。意外と準備が必要。

          今日からポトスを育ててみることにした。理由は日々の気晴らしのためである。 ここ数年、日々のやることに追われすぎて、自分の生活をなおざりにしているような気がした。だから、自分の生活を立て直す一環として、観葉植物を置いてみようと思ったのだ。 植え替え 最初は買ってきたまま、とりあえず鉢に入れておけばいいかくらいの考えだったが、調べると意外と準備が必要ということが分かった。 簡単にまとめると、 ①穴空き鉢にネットを敷く、②底石を敷く、③赤玉土を敷く、④ポトスを植え、土を詰める、

          ポトス購入。意外と準備が必要。