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バリキャリ高齢妊活におけるお金の話

40代で妊活を始める人が結構多いことを,自分も始めてみて知ったのですが,できることならこんな時期まで遅らせないほうが良いという正論はちょっと置いておくとして,この時期ならではの話ってあるよなと思います。

今回はお金のことについて。

30代の場合,6回は保険の補助が出て,統計的には,この範囲内で治療を終えられる人が多い(あくまで統計的)ので,保険適用になった結果,妊娠の意思があり,ラッキーにも30代までに素敵なパートナーに出会えた方は,早めに妊活を始め,場合によっては不妊治療に舵を切ることで,経済的な負担も減らしながら,赤ちゃんに出会える道を模索することが出来ます。
まあ、私の場合、保険適用になった時点で40歳でしたので、これはこれからの方に向けてのことです。

一方,40代の場合,保険の補助は42歳までで3回。統計的に3回で妊娠する人はごくすくないため,持ち出し覚悟が必要です。私自身は40歳で不妊治療を始めて,3回は保険適応,このルールは「1子につき」ということで,最初は41歳で第1子,42歳中に採卵できたら,第2子いけるかな,と甘々な観測をしていたのですが,全くそんなわけにはいかず,何の成果も出ずに保険適用を外れ,どんなに早くても43歳になるまで第1子を抱くことは出来ない状況になりました。

お財布からは毎回数万~10数万という金額が跳んでいき,節約しなきゃ・・・という気持ちに支配されていきます。外食も減り,旅行の話もしなくなり・・・ 気持ちが貧しい・・・

でも、よく考えてみるとバリキャリですのでお金はあります。このまま貯め続けて、お金抱えて死ぬのか?というくらいは。そして、授かったらお金は必要なわけですが、授かるためにあとどれくらいチャレンジできるかというと、回数は限られています。たぶん、あと10回も採卵できないと思います。妊活なんて考えていなかった時期に時計を買ったり、バッグを買ったりしていた分くらいで残念ながら収まってしまう…

叶わぬチャレンジにひもじい気持ちを募らせ、さらにストレスを抱えるより、どんとこい!結果はどっちでも私は幸せに暮らしてるわよ、と生活していた方が、きっと良いのだろうと思います。

ずっと年下で資産もない彼に、そう思うんだよねと話したら、微妙な顔してましたが、
時々の楽しみはもとうね、というところは一致しました。

先月採卵に失敗してしまったため、今月はおやすみ月。気持ちをリフレッシュしたい時です。とりあえず近所のパン屋さんで美味しいパンを買って、サンドイッチ作ってお花見に…
と週末の計画をしていましたが、今週は叶いませんでした。来週、桜の見頃は終わっているかもしれませんが、ピクニックに行ってこようと思います。

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