【2023年ベストバイ】小沢あやが今年買って良かったモノ
毎年言います。FASHIONSNAPのこの企画が、大好きなんですよ。
いろんな人の価値観や清水買いラインがわかって面白いです。川谷絵音さんのベストバイ、sacaiのニットが可愛いな。私もこのテンションで買ってよかったもの振り返りたい。また「毎年欠かさずチェックしているブランドのひとつです」って言いたい。今年やります。おしゃれな顔をして、自作自演します。はい、やるよ! ファッションアイテムしばりです。
CFCLのカーディガン
PEACESNAP(以下、P):まず小沢さんがベストバイにあげられたのは、ISSEY MIYAKE MEN出身の高橋悠介さんが立ち上げたブランド「CFCL」のカーディガン。今日も着用されていますね。最先端技術「3Dコンピューター・ニッティング」で生産されています。
小沢あや(以下、小沢):いつもチェックしている長野県松本市のセレクトショップ「Seltie(セルティ)」のオンラインストアで購入しました。ちょうどセールにかかっていて、お得だったんです。届いてから週3ペースでヘビーユースしています。
P:交互に編まれたリブが生み出すシルエットも独特ですね。
小沢:アームにクセがあるデザインが好きなんです。もともと着丈もかなり短めなのでどのサイズを購入するか迷ったんですが、一番小さな1を選びました。広がるシルエットのパンツやスカートと合わせてもコンパクトにまとまりますし、裾から白いTシャツを出してもかわいい。柄ものを合わせても単色でまとめてもいいし、使い勝手がとにかくいい。なのに主役級アイテムなんです。もともとは伊勢丹別注のグリッターを狙っていたんですが、そちらは買い逃してしまって。
P:今年、伊勢丹新宿店の「ReStyle Archives」で復刻販売されていましたよね。
小沢:そうなんです。でも、結果的にはヘビーユースできるネイビーにして良かったですね。洗濯機で洗えて、型崩れもなし。毛玉もできないし、襟付きなのでビジネスシーンでもきちんと見える。1枚で今っぽさが出るので、子どもと一緒に行動する日もたくさん着ています。令和の共働きにぴったりで、まさに現代生活のための衣服です。別のカラーも欲しくなるくらい。
Chika Kisada アクリルブラ
P:出ました、主役級アイテム。
小沢:行く先々で「これ、なんですか?」「どこで買ったの?」と声をかけられます(笑)。着るアクセサリーとして活躍中です。光が反射して美しいんですよ。私にとって「わけがわからないアイテムを使いこなす人こそおしゃれ」という憧れがあって。思わず買ってしまいした。
P:個性的なアイテムですが、どう合わせていますか?
小沢:クリアカラーなので、意外にも馴染むんですよ。T シャツに合わせたり、ジャケットやコートなどアウターの上に重ねたり、日々の着回しに追加して楽しんでいます。これさえあれば、UNIQLOの無難なニットやTシャツも見違えるんですよ。Chika KisadaはRakuten Fashionにも参加しているので、楽天ポイントが使えるのもありがたいですよね。
P:ポイント大好きな小沢さんらしいエピソードです。
小沢:これまでは三越伊勢丹の株主優待割引を重宝していたんですが、持ち株数によって購入額上限があるんです。これからは楽天カードにある程度集約し、優先してポイントを貯めて使おうかなと。家計の支払いを楽天カードで支払って、コツコツと。
RUMCHEのハーネス
P:2018年秋冬にブランドスタートしたRUMCHE。2023年大きく飛躍したブランドです。とくにこのハーネスはブランドのシグネチャーアイテム。
小沢:先にChika Kisadaのアクリルブラを購入していたのですが、予想外に使えるぞ! と。ただ、重量級アイテムなのとカシャカシャ音がなるので、現場にはなかなかつけて行けないんですよ。「もっと軽いアイテムないかな?」と考えていたところに浮かんだのがRUMCHEのFlower Bond Yarn Harnessでした。今年、ブランドとしては初のランウェイショーが開催され、その様子をInstagramで見ていたんですがやっぱり目をひいて。冬に価格改定があると予告されていたので背中を押されました。
P:かぎ針で編まれたフラワーモチーフが連なるデザインが印象的ですよね。
小沢:白いTシャツやブラウスにも合うし、無地のニットとも相性がいい。定番・無難なアイテムに少し遊び心を足せるのが気に入っています。Mame Kurogouchiの2020AWコレクションのコード刺繍ベストを買い逃したのがずっと心残りなのですが、結果的にRUMCHEのハーネスに出会えたので満足しています。
GU×HELLO! PROJECT Tシャツ
P:HELLO! PROJECTの25周年を記念したコラボレーションアイテム。
小沢:祭りには乗りたいタイプなので(笑)。発売初日、オンラインストアは即完売だったので、GUの新宿フラッグス店に駆け込みました。25周年Tシャツは色違いで複数、夫の分も確保できたので長く楽しめそうです。
P:普段から「ヲタT」を着る?
小沢:あんまり着ないですが、先ほどのChika KisadaのアクリルブラやRUMCHEのハーネスを重ねるとヲタ要素が薄まって取り入れやすいんです。
P:背中の主張が強い!
小沢:ジャケットのインナーにすると、ちょうどモーニング娘。のシルエットが超超超いい感じに飛び出して見えるんですよね。基本的には現場用アイテムですが、今年は推しの卒業もあったのでたくさん着ました。
OSOIのバッグ
P:韓国の人気ブランド「OSOI」。比較的新しい型の「FOLDER BROT」ですね。
小沢:横長で、まさにトレンドの真ん中を行くアイテム。去年、ジルサンダーのカンノーロが可愛いなと思って眺めていたんですが、まあ予算がかなり厳しくて。そこに現れたのがOSOIの新作でした。
小沢:これがもう、運命を感じてしまうくらいにぴったりで。私はもともと小荷物派で、持ち物が少ないんです。PCを持ち歩かない日は手ぶらで外出するくらい。でも、現場がある日はそうもいかなかった。どうしようかな? と思ったら、なんとペンライトからタオルまで全部すっぽり。コンパクトな見た目から想像がつかないんです。
P:最近、街でもよく見かけるようになりました。セレクトショップや伊勢丹での取り扱いもスタートしましたね。
小沢:はい。韓国で購入するのが一番お手頃なのですが、渡韓予定がなく。初めてBUYMAを使って買ったバッグです。思ったより発送も早く、ストレスもなかった。金具がシルバーなのも気に入っているし、ボディバッグのようにも使えるので自転車移動も楽々です。
Mame Kurogouchi チャイナジャケット
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