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短歌研研究年鑑に3首掲載していただきました

 こんにちは。葉が紅く色づく季節になりました。お変わりなくお過ごしでしょうか?

 2021年の短歌研究年鑑に3首掲載していただきました。短歌研究詠草2021.08号の永田和宏先生選の準特選作品からの3首です。ありがとうございました。今年作った短歌で一番お気に入りの作品です。残していただけるということが大変有難く励みになります。今回の短歌研究年鑑は読みごたえのある厚さで沢山の方の短歌を読むことができ勉強になります。 

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 今年は新しいチャレンジをしてみようと6月号から短歌研究詠草に参加しました。佳作一首3回•準特選2回の今年は17点で終わってしまいました。20点あれば今年度結果発表に掲載されたと思うと足りなかった後3点は悔しいです。来年はもう少し高いお山をのぼることを目標にしたいです。佳作一首掲載の短歌はささっと作ったもので、準特選の短歌は締切ぎりぎりまでもう無理だ!というところまで推敲したもので明暗明らかになりました。一首一首を大切に作っていこうと思います。

 夏くらいまでは明日死ぬかもしれないという勢いで作っていたのですが、秋からペースを落としました。音楽のアルバムも1年近く時間をかけて制作すると思うので、もっとじっくりと向き合って作りたいなと考えが変わりました。今は作りためたものを推敲や改作の作業をしているので表に発表していないのですが、また、ZINEは作りたいです。今度はイラストを依頼したり印刷屋さんにお任せて作れたらと考えています。

 短歌を作られている方は、どのように作られてるんだろう?と思う時があります。私の場合は、スマホのメモに横書きで作ってからエクセルに横書きでためていき最終的にワードの縦書きで改作や推敲して完成させています。最初から縦だと作れないのです。横→横→縦だと何とか形になっていきます。横と縦で文字のバランスが違ってみえてくるからまた推敲するのですが日本語の深さにはっとさせられます。あとは身体を使って考えたりしています。短歌にしたいと思う事柄についてひとり再現ドラマを演じたりして、言葉に落とし込んでいきます。例えば「スマホをスクロールする」を表現したい時はひたすらスマホをスクロールして、なんか風が吹いてるみたいだなとか感覚でとらえたものをメモしていき短歌のタネにしていきます。多分見られたら怪しい人でしょう。カフェや休憩中には絶対作れません。短歌研究年鑑に掲載していただいたプリンの短歌は1時間かけてプリンを食べる作業を2日間して作りました。こういった作業がないと作れないので人よりも何倍も時間がかかります。

 それにしてもなぜこんなに短歌にはまってしまったのかわかりません。出来なくても自分を卑下することなく楽しい気持ちと向上心だけがどこかにあるからかもしれません。それでは。今日はこのへんで。

 朝晩と冷え込む日々ですので、お体を大切になさってください。


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