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4年ぶり全国リーグ出場へ コバルトーレ女川 3節残し東北リーグ中止

 東北社会人サッカーリーグを運営する同連盟は6日、新型コロナの感染状況を踏まえ本年度のリーグ戦の中止を決定した。これを受け、5日まで1部リーグ1位を維持していたコバルトーレ女川に全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(SCL)2021への出場権を付与することも決まった。チームは11月12日からJFL復帰をかけ、4年ぶりに1次ラウンドに臨む。

 1部は各チームが3節を残していた。しかし、連盟は未消化試合をSCLの地域代表決定期限となる10月17日まで消化する見通しが不透明であると判断。リーグ戦成立の要件である「4分の3」の試合数を消化していないため、優勝の形にはならず、リーグ内の昇格・降格も無い。

【コバルトーレ】東北リーグ中止でチャンピオンズリーグ出場権獲得

全国の強豪チームとの対戦が迫る(8月29日、全社東北予選会)

 コバルトーレが目標に掲げるJFLへ昇格するためには、全国強豪12クラブが集うSCLで2位以内に入ることが条件。JFL復帰を掲げ3シーズン目の阿部裕二監督は「コロナ禍の中でも、応援してくれる皆さんのおかげで獲得できた出場権。東北の代表としてしっかり結果を残したい」と話している。

 コバルトーレは10月9日、全国社会人サッカー選手権大会(栃木県真岡市など)の1回戦で、東京ユナイテッドFC(関東1部)と対戦。前哨戦となる全国大会を経てSCLに挑む。【石森洋史】


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