ひびてん/こども未来クリエイター

愛知県の小児科・小児外科オーシャンキッズクリニックの院長です。抗加齢医学会(アンチエイ…

ひびてん/こども未来クリエイター

愛知県の小児科・小児外科オーシャンキッズクリニックの院長です。抗加齢医学会(アンチエイジング医学)専門医でもあります。二児の父親です。健康のことだけでなく、教育、子育てのことからアンチエイジングまで、医師の立場・父親の立場からお伝えできればと思います。

最近の記事

腸内フローラ界では、ふつうの子が鍵になる?

こんにちは。親子の腸内フローラ育成に力をいれている、ひびてん先生です。 善玉、悪玉。 こんな言葉、聞いたことがありますよね? 善玉菌・・・うん、なんか良さそう。乳酸菌やビフィズス菌が有名。 悪玉菌・・・うん、なんか悪そう。一部の大腸菌やウエルシュ菌など。 では、ふつうの菌は、ふつう菌? いえ、日和見(ひよりみ)菌といいます。善玉でも悪玉でもない菌です。 最近では、悪玉菌にも役割があり、日和見菌の中にも良いことをするものもあったりして、このように分類しないこともあ

    • 体内の有害金属も測定してみたところ・・・

      こんにちは。こども未来クリエイターのひびてん先生です。 前回、自分と家族のミネラルを測定した結果、過剰なものはなく全体的に不足しているお話をしました。 では、同時に測定できた、いわゆる有害金属に分類されるものはどうだったのか? お伝えします。 と、その前に有害金属とは何かということですが、 ミネラルのうち、体にとって有害なものが有害金属ですが、 アルミニウムは多くの食品や調理器具などに普通に含まれ、通常は問題にならないですし、 逆に必須ミネラルでも過剰になれば有

      • 実際にミネラルを測定してみた結果、感じた事。

        東北でまた地震が起こり、不安な夜をお過ごしの方もいるかとは存じます。被災者の方々にお悔やみ申し上げます。 そういえば、かなり以前に「こども未来クリエイター」という勝手な肩書入りの名刺をつくりましたが、コロナ禍で配る機会もなくなり、その肩書を忘れていました。。。 こんにちは、目に見えない部分を大切にして、こどもの未来をつくりたい、ひびてん先生です。最近は、目には見えない腸内フローラや微量元素に注目しています。 さて、前回のレポートでは、 土壌中のミネラルが失われている

        • マイナス70%の衝撃

          -70%の衝撃 こんにちは。腸内フローラ、微量元素など目に見えないものに最近注目している、ひびてん先生です。 いきなり、意味不明のー70%。 いったい、何の数字でしょう。 1992年に、リオで開催された地球サミット。そこで、衝撃的な報告がなされました。過去100年間で、地球の土壌ミネラルが70%以上も減少しているそうです。それから、20年弱経っているので、今はどうなんでしょう? 土壌の開発や、農薬の使用、農業の合理化などにより先進国ほど減少率が高くなっています。

        腸内フローラ界では、ふつうの子が鍵になる?

          食事摂取基準2020年版-小児での変更点から見る今後大切なこととは?-

          こんにちは! こども達とそれに関わるおとなの未来を創造したい、ひびてん先生です。 子育てにも役立つ、健康や教育の情報をお伝えします。 今日は、栄養のお話です。 「日本人の食事摂取基準」とは?厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」というものがありますが、ご存じでしょうか? 多くの疾患には、診療ガイドラインというものがあります。エビデンスをもとにした標準治療ですね。これは病気の人が対象です。それとは違い、健康な人を対象に、疾患の発症予防を目的に定められたものが、これにあた

          食事摂取基準2020年版-小児での変更点から見る今後大切なこととは?-

          腸内フローラのバリア!!って何?

          バリア!! ・・・? こんにちは、ひびてんです。 ステイホームで自宅で過ごすことが多いと、男の子がいらっしゃるご家庭では、チャンバラごっごが増えているのではないでしょうか? うちでは、「ねえ、父さん、戦おう!」でいきなり始まります。 おもちゃの剣や刀で、戦いが始まり、しばらくすると、 「バリア!!」と叫び、息子はこの体勢に。。。 はい、これで一切の攻撃が効かなくなるという息子独自のルール設定で、今日も引き分けです。一度も勝ったことがありません。。。 つまり、見

          腸内フローラのバリア!!って何?

          はじめまして。ひびてんです。

          2021年1月3日 note開始しました! はじめまして。 ”ひびてん” こと、日比将人(ひびまさひと)です。 愛知県で小児科・小児外科クリニックの院長をしています。 元々は大学病院生活が長く、小児外科医として、 赤ちゃんの手術、小児がん、生体肝移植などに携わっていました。 こども達のお腹の病気や、感染症、免疫などの領域です。 ひびてんという名前は、大学病院勤務時代にこども達からそんな風に呼ばれていたからです。ヒビテンという消毒薬が病棟にあっただけなのですが、こ

          はじめまして。ひびてんです。