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【電子書籍刊行のお知らせ/書籍の紹介】ゆけ、この広い広い大通りを

知らないうちに、わたしはあなたに苦痛を強いるかもしれない。
あなたの傷を踏むかもしれないし、わかったようにあなたを語ってしまうかもしれない。
代弁できるとおごるかもしれない。
安心してつきあえる人間だと、自信をもって宣言はできないわ。
「地元」で生きる三人の女たちの静かな連帯とささやかな試みについて

『ゆけ、この広い広い大通りを』孤伏澤つたゐ(HIBIUTA ONLINE SHOP)
電子書籍の配信を、自社サイトのみでなく、kindle・koboにて開始しました!
配信日は4月5日(金)です!
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そのほか、紙書籍は全国の取引書店にてご購入いただけます。

『ゆけ、この広い広い大通りを』書影。薄いライムグリーンの背景に手書きでタイトル文字、窓が開いていて、窓の向こうに、青と朱色で街並みのイラストが描かれている。
『ゆけ、この広い広い大通りを』書影

ふたりの子を育てながら生まれ育った町で暮らすまりは、困ったことがあるといつも、友人の夢留を頼る。
――父の介護をしながら地元で暮らしている夢留とまりは、かつて中学の同級生。大人になってから出会いなおし、いまでは子どもやパートナーをふくめた付き合いをしている。
そんなある日、都会で生活していたもうひとりの同級生、清香が急に帰省することになって……。

二児の子持ちの専業主婦、バイクと音楽がすきなトランスの女性、都市で働くことができなくなったフェミニスト。 三人の地元で生きる同級生たちの、静かな交流と試みについて。

著者プロフィール
孤伏澤つたゐ
三重kの漁村に生まれる。『迎え火』で2018年、第2回Kino-kuni文学賞大賞受賞。代表作は『幻想生物保護官日記』『はるけき海境の同胞よ、蒼穹に物語せよ』『浜辺の村でだれかと暮らせば』。澁澤龍彦が好き。

イラストレーター略歴
岩﨑美空
物心ついた時から絵を描きはじめる。HIBIUTA AND COMPANYで2023年から日々詩意匠室室長をつとめ、日々詩喫茶室のメニューなどのイラストを手掛ける。


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