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バイブルが教えていること 人は何のために生きると幸せなのか

いきなり難しいタイトルになってしまいました。
「人は何のために生きているのか」なんて言うと哲学か倫理みたいですね。
ふだん、こんなことはあまり考えないです。
でも、だれでも生きることに疲れた時、何かの節目を迎えた時、ふと想うのではないでしょうか。

「一体、自分は何のために生きてきたのだろうか? そもそも人は何のために生きているのだろう?」

あなたならどう答えますか? 

人との競争に勝ち、なにがしかの地位や財産を得て、そして年老いて死んでいく。
そのために生まれてきたのでしょうか。

家族を作り、命をつないでいくということなら、もう少し人の根源的な部分にふれている気がします。
じつは、バイブルの巻頭の書「創世記」には、神様がどんな目的で人を造られたのかが説明されています。

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(神様がいるとは信じられないとか、人間は進化の所産だと言う考えもありますが、それはあとで考えましょう)

エホバ神様が最初の人間に与えた祝福

創世記1:27,28にはこう書かれています
 『それから神は人を自分に似た者,神に似た者として創造した。男性と女性を創造した。神は2人を祝福し,こう言った。「子を生み,増えて,地上全体に広がり,地球を管理しなさい。また,海の魚,空を飛ぶ生き物,地上を動くあらゆる生き物を治めなさい」』 - (新世界訳)

人は神に似た者として創造された

これはどういう意味でしょうか。
神様はわたしたちの眼に見えません。そして天におられますので、地上のわたしたちのような肉体の存在ではあり得ません。ですから姿形のことではなく、神様のような特質や理解を持つものとして造られたということです。人間は神様のような愛や正義感を持てます。文字を書いたり、抽象的な概念を理解したりすることもできます。人間は動物を世話することができますが、動物は人間を世話することが出来ません。(オオカミに育てられた子の例はありますが、特殊です)
わたしたちは、この神様のような特質を学び、神様に見倣うときに本来の姿、目的に近づけるはずです。

子を生み、増えて、広がり、地球を管理する

人間は子供を生んで、増えるよう祝福されました。生殖は生き物すべてに与えられている能力ですが、人間は広がり、地球を管理する仕事を与えられました。最初の人間アダムとイヴはエデンの園という理想的な場所にいましたので、神様は人間が地球全体をそのような理想的な環境にすることを意図しておられことがわかります。

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まとめ 人は何のために生きると幸せなのか

バイブルの創世記が教えています。神様が人間を創造された時に与えられた仕事をして、神様の祝福を受けるために生きる。その生き方が大きな達成感と喜びをもたらします。今、人類は当初の神様の目的から大きくそれて、環境を破壊しています。お金のために働くこと、他の人と競争して勝つことから何かを得ようとすることは不幸な生き方です。では、その祝福を得ることはできるのでしょうか。はい、できます。それもバイブルが教えていることです。

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