子供のジュニアNISAはじめるまでが面倒だった話

情報系資格を持ちIT企業勤務の自分ですら本当に本当に面倒だったので、ITリテラシーがないひとにはかなり難易度が高い行為だと思う。本当に国はNISAを広めたいのか。

1.まずは銀行口座を開設する前に印鑑を作る
口座を作るには印鑑がいるよね。当然だけど全てはここからはじまる。。。

2.銀行口座を作る
最近ではインターネット経由でも開設できる!と書いてあるがそれは成人だけ。未成年の口座を親が代理で作る場合は赤子を抱えて銀行に行き、書類を書いて作らねばならない。なお、今ではインターネットバンキングも当然のように開設してくれる。その場で通常の暗証番号とインターネットバンキングの暗証番号を決めないといけないので、予め考えておこう。

3.証券口座を開設する
数ある証券口座から選んで開設。当然ネットだけでは終わらないのでインターネットで申し込み、書類記入して返送する。

4.ジュニアNISA口座を開設する
証券口座作っただけだとジュニアNISAって使えないんだって!知らなかった!作成した証券口座からさらにジュニアNISA口座を作る。当然これもインターネットだけでは終わらず、申込みして書類が送付されるので記入して返送する。

5.さあインターネットバンキングで楽々入金!…が、できない!!
ジュニアNISA口座開設した!インターネットバンキングから入金しよう!が、できない!!!
「取引金額が設定金額上限を超えています」
というエラーが発生。
どうやら未成年口座の初期設定では、インターネットバンキング経由の振込額の上限額が低く設定されているようだ。これを変更するには…
ワンタイムパスワードの端末を申請する…だと…?

6.銀行口座にワンタイムパスワード端末を申請する
インターネットバンキング経由でワンタイムパスワード端末を申請する。これが届くまで1週間くらいはかかる。

7.ワンタイムパスワード端末が届くので銀行口座に登録する
ようやく届いた端末!PIN登録したり携帯電話使って番号認証したりと登録作業がまた面倒くさい!!

8.インターネットバンキングの設定を変更する
ようやく振込金額の変更ができる!が金額の設定がいろいろありすぎて、どれを変更したらいいのかよくわからない。
銀行口座側設定変更→証券口座から入金→エラー→銀行口座ログインし直し
という行為を何度か繰り返した。エラーを吐くと銀行口座のログインが強制ログアウトさせられて、またネットバンキングにログインしないといけない。これが地味に面倒だった。

9.ようやく入金!!!
長かった…ようやくインターネットバンキングから証券口座にお金をうつすことができた…
証券口座からさらにジュニアNISA口座にお金をうつす。
最早仕事以上の達成感すらある。

10.ジュニアNISAの商品選びをする
膨大な商品の中から何に投資するか選ぶよ!もう考えるのをやめたいけど一番考えないといけないところだ。
でもお母ちゃん疲れたからインデックスファンドにしておくね…

まとめ
こんな工数多い手続き一般人にさせるのありえないだろ。
ちなみにこれを兄妹二人分やったんだから私偉い。
そもそも投資なんて一般人からしたらハードル高いのに、手続きで心折れるよね。そして全てスムーズにすすめても、ジュニアNISAの運用できるようになるまで2,3ヶ月はかかるよね。

どこにでもいるワーママですが、子育てしつつ仕事を楽しめる日々にしていきたいと思っています。