A　ん？何それ？
B　え、スラムダンク
A　そんな表紙あったっけ？
B　あーこれ、山王戦の続きをさ、AIに書かせたんだよね
A　えっ、なにそれ、興味深すぎるんだけど
B　読みたい？
A　いいの？
B　どうぞ〜

・10分後。

A　ありがとう…
B　どう？
A　うーん、ほんとのこと言っていい？
B　うん
A　あれから30年後って、未来すぎるでしょ
B　そう？
A　タン絡んでタバコやめるミッチーなんて見たくなかったよ
B　あー
A　タバコやめる理由がダサすぎるでしょ
B　そこかー
A　そこでしょ
B　あ、けどさ、おじさんになったゴリと魚住のサシ呑みのシーンとか渋くて良くなかった？
A　いやそれ自体は良かったけどさー、そんな哀愁求めてないんだよ、そもそもスラムダンクに
B　あー
A　直後じゃだめだったの？
B　直後？
A　山王戦の直後
B　あー、いやそれも考えたんだけどさぁ
A　うん
B　それ、見ちゃって平気？
A　え？
B　いやぶっちゃけ、それ見ちゃったら、もうスラムダンクの楽しみ消えちゃわない？
A　…
B　このくらいのどうしようもないフィクションが、エンタメとしていいと思うんだよね。所詮AIだし
A　…それは言えてる