強硬手段(短編小説)

確実に追いやられている。
カフェやファミレス、定食屋などの飲食店ではもちろん、最近では居酒屋ですらも禁煙化、分煙化が進んでいる。

喫煙者の自由はとうとうここまで小さくなってしまった。
それでも止めないのは中毒なのか、意固地になっているだけなのか。
しかし、未だに紙巻きタバコを愛煙し続けるのには、意固地なだけでない理屈がある。

最近どんどん勢力を増してきた加熱式タバコには、俺は乗っからない。

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スウェーデンの喫煙事情とスヌース(スウェーデン発祥の無煙たばこ)の実態。

Contents
1. スウェーデン喫煙事情 喫煙者減少の一方で増えるスヌース愛好者?
2. SNUS(スヌース)とは             
3. 非喫煙者は使用するべきではない!?
4. SNUS(スヌース)の歴史と歩みを学ぶのに最適  "SNUS&MATCH MUSEUM" 

1. スウェーデン喫煙事情 喫煙者減少の一方で増えるスヌース愛好者

スウェーデンでは今年7月、新たな喫煙対

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銘柄はアルバムとなって思い出を記録する

タバコの銘柄をこれまで数回変えている。それらの銘柄は、吸っていた時期の思い出と共に記憶され、脳裏に刻み込まれている。

「ラッキーストライク」は初めて吸ったあの時の苦さと、とにかく楽しかった学生時代を、「マイルドセブン」はバレないように吸い続けたスポーツショップの店長時代を、他にも挙げればキリがないほど、それぞれの銘柄が一緒に歩んできた日々を思い起こさせる。

コンビニのレジ後ろに並ぶ銘柄達は、ア

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創作物嫌煙家の煙たすぎる主張

タバコが健康を害するものとして飲食店など様々な場所から排除されつつある。非喫煙者である身からすれば歓迎すべきことであるが、困ったことに現実と創作の区別がつかない人間がおかしな主張を繰り広げている。

曰く「創作物内における喫煙描写は特に未成年者の喫煙行為を助長するおそれがあるためするべきではない」である。この手のクレームは既に各所へ発信されているようで、漫画の喫煙シーンに注釈が入ったり深夜アニメの

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煙草と酒2

随分と前回から時間がたったが、煙草と酒についての個人的タバコ編について書いていきたいと思う。

農民にとって、そして肉体労働者にとって、煙草は現在でも欠かすことができないものである。幕内秀夫氏によると、煙草は肉体の疲労を軽減する効果があるらしい。

現在はかなり世間から厳しい目を向けられている煙草ではあるが、日本でここまでたばこ規制が厳しくなったのは本当に最近のことである。

97年くらいまでは、

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タバコの匂い

先日亡くなった祖母は愛煙家であった。私は小さいころから祖母から五百円玉を持たされ、当時のマイルドセブン(現在はメビウス)をタバコ屋さんで一箱買うおつかいをしていた。今、子供にそれをさせたら怒られる案件であるが、当時はまだゆるかったのだ。マイルドセブンは昔270円で買えた。残りの230円は私のお小遣いになる。小学生の230円はかなり大きい。ちなみに当時の月のお小遣いは400円であった。さらにタバコを

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梅雨とタバコとUSB

徹夜明けの気だるさだけが身体に残っている。七月上旬の暗い朝、梅雨は未だ明けず、もはや聴き飽きた雨音が窓の外から聴こえている。こんな日に外に出なければいけない用事を作ってしまった過去の自分を恨みつつ、玄関の扉を開けた。
「じゃあ、今までありがとう」
三年間付き合った恋人との関係が終わってから数週間が経とうとしていた。まだチャットアプリ上での会話の削除は出来ておらず、積み重ねてきた長い時間をあっけなく

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※試聴版です。オリジナル版(04:35)は購入後に視聴できます。

禁煙車と表示されているタクシーの運転手さんがタバコを吸っていた。それってどうなの?という疑問に、タバコを吸いながら耳を傾ける夕刊編集長。意外な返答とは?(4分35秒)